政党政治は多様化社会に順応できる?
こんばんは、あけど亮太です。
先日、友人とお酒を酌み交わしながら仕事について語ってきました。
友人は土木業出身ながらも副業で始めたIT事業が波に乗り、今では本業と副業が逆転しているそうです。
本人も今のようなビジネスが成り立つのは一昔前では考えられず、社会全体が「多様化」に向かっていることを感じさせられました。
多様化社会という言葉も耳になじんで久しく経ちますが、その意味が一言で表されることはありません。
そこで、私なりに多様化社会を考えてみました。
――――――――
多様化社会は仕事環境をはじめ、生活環境や家庭環境、果ては思想にまで「多様化」が認められつつあります。
それらに共通するものと言えば人としての「幸福」ではないかと行きつきました。
これまでは食べたいものを食べたい、乗りたい車に乗りたい、いい服を着たいといった「贅のある暮らし」が幸福の尺度となっていましたが、今はそれらの幸福のみならず、無欲の中にも幸福を求めている生き方が存在します。
――――――――
政治的に言えば、競争の中にある低福祉で自由な社会から、競争のない高福祉で自由を求めない社会とも言えます。
政治の世界でも働き方改革やLGBTの制度化など、多様化社会を認めつつ、様々な環境に対応できる環境整備について協議を進めています。
しかし、その政治の世界はいまだに思想の幹の部分で構成される政党政治を中心に運用されていることを考えると、これからの多様化社会に順応する事はできないのではないかと懸念されます。
――――――――
多様化社会に伴い思想、理念も複雑化しています。
事実、政治の世界でも多様化が進んでおり、枝葉の部分の議論をおざなりにすることはできません。
しかし、政党政治は幹の部分が太く、枝葉の議論を飲み込んでしまう傾向にあります。
ビジネスの世界では多様化社会に対応するために細分化されたサービスの提供が欠かせませんが、政治の世界にはその態勢が整えることができない、これが非常に大きな問題であると考えます。
政党政治が無くなる事は現実的ではありませんが、政党を下部組織化して多様な議論を行うことは可能です。
というよりも、更に広がる多様化社会環境とかみ合わせることで枝葉の議論を中心とした政治を生み出すことがこれからの政治に欠かせない要素であると考えます。
――――――――
川越市議会議員 あけど亮太
現在二期目1981年2月20日生まれ
川越市石原町生まれ、川越育ち 川越市立名細小・中学校出身
2011年 みんなの党から立候補 一期目当選
2015年 みんなの党解党に伴い無所属にて立候補 二期目の当選
●あけど亮太ホームページ http://www.akedo.info/
■ファイナンシャルプランナーとして小学生を対象にお金にまつわる講演を実施
▲JAPAN MENSA会員
◆LINE@始めました。以下のリンクから登録をよろしくお願い致します。