与党のサポート力はいかほどか?
こんにちは、あけど亮太です。
森友学園の国有地取引に関する公文書の改ざん問題が連日ニュースを賑わせています。
私もこの問題を考えるに当たりいくつかの国会中継を見てみました。
野党の追及に関してはテレビで放送されておりので皆さんご承知の通りとは思いますが、与党による大臣サポートの質問はテレビや新聞ではあまり取り上げられませんね。
そこで今日は与党の大臣サポートについて思うことを書きたいと思います。
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先週の国会でのひとコマ。
自民党の義家衆議院議員がこの改ざん問題で財務省、麻生大臣にこのような主旨の発言をしました。
1)なぜ財務省は上司に当たる麻生大臣に情報を提供していなかったのか。→財務省へ質問
2)麻生大臣は信頼していた佐川さんに裏切られツラい思いをした。→意見
3)佐川と呼び捨てにするだけの信頼感があった。羨ましく思う。→意見
4)麻生大臣の今後の決意を聞きたい。→麻生大臣へ質問
1)を見ると、まるで官僚が上司である麻生大臣に情報提供を怠ったことが問題の根幹であるかのような質問です。
しかし、組織論で考えるのならば麻生大臣を含めて組織の一つとなりますので、大臣をフォローする発言のつもりでしたが結果として管理責任という意味では大臣に対する批判となっています。
2)と3)は麻生大臣も被害者のひとりである印象を受け付けるかのような意見でしたが、「呼び捨てにされるだけの信頼関係が羨ましい」という発言はいじめやパワハラと同じく、受け手(佐川氏)の感情を一切排除した発言であり、体育系のノリを公的な立場での発言として肯定するのはいかがなものでしょうか。
4)に対する答弁では麻生大臣に対して「いい大人が情けない」と官僚批判を展開しましたが、これも1)と同じく組織論として考えるならばトップの発言としての責任転嫁と言わざるを得ません。
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与党は立場上どうしてもサポートに回らなくてはなりません。
が、1から10までを良しとするのではなく、早い段階で一定のラインで責任を果たす態度を示さなくては問題は大きくなるべきです。
国会議員の一挙手一投足はそのすべてが忖度の対象となります。
そこは認めつつも自身の介入範囲を明確にしなくては野党による追及で傷は広がるばかりです。
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川越市議会議員 あけど亮太
現在二期目1981年2月20日生まれ
川越市石原町生まれ、川越育ち 川越市立名細小・中学校出身
2011年 みんなの党から立候補 一期目当選
2015年 みんなの党解党に伴い無所属にて立候補 二期目の当選
●あけど亮太ホームページ http://www.akedo.info/
■ファイナンシャルプランナーとして小学生を対象にお金にまつわる講演を実施
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