あまり知られていない政治におけるお金の話 | あけどのBlog

あまり知られていない政治におけるお金の話

こんにちは、あけど亮太です。

 

川越市議会三月定例会、質疑に一般質問、常任委員会も終え残すところ明日の特別委員会のみとなりました。

※閉会後には消防組合議会もありますが。

 

そんなこんなで先々週は原稿作成に没頭しており、ひと段落したので先週あたま。やっとの思いで重い腰をあげて確定申告、政治団体の収支報告を仕上げておりました。
 

あまり知られておりませんが議員の支出は主に二つあります。

それは「政務活動」と「政治活動」。

文字だけ見るとほとんど違いはありませんが、これが結構細かく定められておりややこしい。

 

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一つ目の政務活動、これは議員が政務活動や実費で支出することになります。

二つ目の政治活動、こちらは議員による政治活動として行う支出を指し、基本的に政治団体として収支を取りまとめる必要があります。

 

例えば政務活動の一環で資料購入費する際は政務活動費や個人で購入することが可能ですが、政治活動のチラシなどは個人で作成、支出することができず、政治団体を経由する必要があります。

 

その為、H29年に私が行った集会等の政治活動はすべて後援会からの支出となり、政治団体の収支は14.5万円、主に市政報告会の会場費や告知チラシ作成費、資料作成費でした。

 

では収入はどうなるのかというと、企業個人問わずに献金をいただいていない私はすべて「明ヶ戸亮太」から「あけど亮太後援会」へ寄付するという少しおかしな流れになります。

 

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県議会議員や国会議員レベルとなるとその活動は多岐にわたるため、実費で賄える範囲にとどまりません。

その為、県議会議員や国会議員の寄付制度は市議会議員と異なり、寄付金の一部が確定申告時に還付金として返還され、寄付を募りやすい制度になっています。

 

しかし寄付が収益の大半を占めるようになっては政治活動に「忖度」が生じる恐れがあります。

自身の政治活動を行うにあたり、特定の団体からの寄付金がなくてはなりたたない!となれば、その団体への配慮は少なからず生じてしまいます。

 

では一口に忖度が悪かというとそうでもなく、そこに義理を感じるのも必要な感性ではあると思います。

とはいえ政治活動が特定の人や団体への利益誘導とならないためにも、寄付に対する姿勢というのは慎重にあるべきと考えます。

 

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川越市議会議員 あけど亮太
現在二期目1981年2月20日生まれ
川越市石原町生まれ、川越育ち 川越市立名細小・中学校出身
2011年 みんなの党から立候補 一期目当選
2015年 みんなの党解党に伴い無所属にて立候補 二期目の当選

●あけど亮太ホームページ http://www.akedo.info/

■ファイナンシャルプランナーとして小学生を対象にお金にまつわる講演を実施
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