民進党からの三択、正解はどこ? | あけどのBlog

民進党からの三択、正解はどこ?

おはようございます、あけど亮太です。

 

選挙が終わりましたが、通常業務に戻る間もなく台風被害に見舞われた各地域を回り現場の状況をお話を聞かせていただきました。

我々議員は現場に行って救助や被害個所の修繕など現場作業を行うことはできません。だからこそ現場で何が必要かを自分の目で見て、一秒でも早い復旧体制がとれるような管理体制の強化や、その後のフォローアップ体制の構築に努めてまいります。

 

 

そして選挙について。

各党、それぞれ政策を訴え戦い抜いた選挙戦でしたが、結果を数字でみると与党の躍進という形に終わりました。

 

その中でも興味を引く結果となったのは「元・民進党」候補者の方達です。

 

ニュースでも大々的に取り上げられ皆さんご存知の通り、民進党は今回の衆院選に向けて三つの形に分かれることとなりました。

 

→希望の党

→立憲民主党

→無所属

 

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希望の党は9月末には保守色を前面に打ち出した小池都知事のメディア戦略からその議席を大きく確保するのではないかと言われておりましたが、民進党議員の受け入れから一部の発言を通して支持率は低下。

結果として民進党からの移籍組の獲得議席は31/52で当選率は59%。

 

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希望の党への合流は民進党の精神に反すると、枝野幸男さんを代表に立ち上がった新党、立憲民主党はぶれない主張からじわじわと支持率をあげていき、公示日直前の調査では希望の党を上回る支持率を打ち出しました。

結果として民進党からの移籍組の獲得議席は15/15で当選率は100%。

政党名で投票される比例枠では候補者が不足し、議席を逃してしまうほどの得票率となりました。

 

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続いて無所属の候補者たち。

無所属で戦い抜く自信を持っているだけに、候補者は野田佳彦前首相、岡田克也元外相、前原代表など野党の大物ぞろいです。

比例復活もない選挙を着実にこなし、当選者は19/22で当選率は86%。

結果からも政党ではなく人で選ばれた選挙であったといえるのではないでしょうか。

 

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このように見てみると希望の党へ行った候補者がもっとも当選率を下げているのがわかります。

では希望の党だから落選したのか。その側面もあるかもしれませんし、選挙で勝ち抜く自信がないから当時風の吹いていた希望の党へ移籍したが、結果として風がやんでしまったとも考えられます。

 

これは裏付けが取れる検証ではありませんが、結果を数字だけでみると、政治理念に対して筋を通した候補者に軍配が上がったと言えるのではないでしょうか。

 

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川越市議会議員 あけど亮太
現在二期目1981年2月20日生まれ
川越市石原町生まれ、川越育ち 川越市立名細小・中学校出身
2011年 みんなの党にて立候補 一期目当選
2015年 みんなの党解党に伴い無所属にて立候補 二期目の当選
市議会議員として日本で唯一の「JAPAN MENSA」会員

 →メンサとは?

ファイナンシャルプランナーとして小学生を対象にお金にまつわる講演を実施