【大人のたしなみ?】投票の制度、本当に知ってますか??【参議院選挙】 | あけどのBlog

【大人のたしなみ?】投票の制度、本当に知ってますか??【参議院選挙】

こんにちは、あけど亮太です。

まちを歩けばあちこちに選挙掲示板が目につく時期になりましたね。

そう、ついに夏の参議院議員選挙が始まります!

今回の参議院選挙はこれまでの国政選挙の中でも特に重要な意味を持っています。

それは「18歳選挙権」!!

これまで低投票率の代名詞として揶揄されてきた若手有権者の皆さん、そろそろ本気を出す時です!

しかし、どの政党に、誰に投票すればいいのか分からない、そんな相談を今でもよく受けます。

そこで今回は選挙初参加の18・19歳にも分かるよう参議院選挙の仕組みや、各政党の政策についてばくっと説明します!(2016年6月時点で政党支持率1%以上に限定)


【参議院選挙の仕組み】

まず、参議院議員とは国会議員であり、その国会議員の選挙を「国政選挙」と言います。(選挙期間は17日)

そして参議院選挙では「選挙区」「比例代表」という2つの投票が行われます。
各政党、各候補者の政策についてうんぬんよりも、まずはこの制度について覚えておきましょう。

選挙区について】

参院選の選挙区というのは全国各都道府県47ブロックに分けられており、埼玉県を例にすると埼玉ブロック立候補者の中から6名の参議院議員を選ぶことになります。

ちなみに参議院の任期は6年ですが、全員まとめて選挙を行ってしまうと、衆参同時選挙の時などは国会に国会議員がいなくなってしまいますよね。その様な事態を避けるためにも参議院に限っては選挙を前後半組に分け、三年ごとに選挙が行います。(埼玉ブロックを例にすると2013年に3名、2016年に3名が選挙で選ばれる)

この「選挙区」では皆さんは自身のお住まいの各ブロックで立候補をした複数名の候補者から「この候補者に国政を託したい!」と思う人物を選定して投票することになります。

その際は各候補者のHPを見て、国の在り方についてあなたと方向性が一緒の人に投票しましょう。

※細かい事は分からなくても、各候補者の政策を「福祉を手厚く」なのか、「外交重視」なのか、「教育を充実」なのか等、方向性だけに絞ればさほど難しくはありません。

候補者のHPが無い?そのような候補者がいれば、有権者に政策を訴える貴重な手法をひとつ放棄しているという点も投票基準になるのではないでしょうか。

以上が選挙区制度です。こっちは比較的分かりやすい制度ですね。






比例代表について】

続いて比例代表。
比例代表とは全国まとめて候補者指名が並びます。

その為、投票所にはずら~~~っと数多くの候補者名が並び、名前だけ見ても誰がいいか悪いかなんてわかるはずもありません。
私は選挙区の投票の前に必ず各候補者の政策を見比べますが、比例代表については時間的にも体力的にも見比べる余裕もありません。。。

そんな時にお勧めなのが「政党」を見る事です。

「比例代表」と書くと分かりづらいのですが、一言で言えば「政党投票」です!

というのも、比例代表制度は「候補者の名前」もしくは「政党名」を書くことができます。

そして比例代表というのは投票の結果、比例代表で数多く投票された政党の中でも更に数多く名前の書かれた候補者が当選する制度になっています。※ドント式という複雑な計算式なので詳細は割愛。

候補者からして見ると全国が選挙区です。選挙費用も億単位かかるとかなんて噂も、、、





【まとめ】
一回目に投票する「選挙区」は個人を選んで。
二回目に投票する「比例代表」は個人or政党を選んで投票しましょう。

18・19歳はもちろんながら、投票率の伸び悩む20・30・40代の方々に、少しでも投票の参考になれば幸いです。

次回は比例代表の投票の際に参考となる「各政党の政策」について書きたいと思います。