「徳」とは何か? | あけどのBlog

「徳」とは何か?

おはようございます、あけど亮太です。

今日は外回りの日々ですので、外出前にこれまでの取り組みの根拠に関するブログを一本。

私がこれまで教育に関する質疑質問を多く行ってきましたがその根拠は人口減少社会に備えてという側面があります。

人口減少社会の到来する将来に備え、今の日本がやるべき事は大きく分けて。

1、人口減少の歯止め

2、生産性の向上


1は経済政策や出生率を底上げするための環境改善
2は個々人の生産力を上げ、国全体の労働力の向上


いま日本のGDPは円換算で年間約500兆円、世界三位の経済大国です。
しかし60年後の日本は人口が半数近くまで落ち込む事が予想されておりますので、(前向きに)現在の経済成長率を換算しても日本のGDPはドイツ、イギリスに抜かれ5位に転落する危険性があります。(もしかしたらフランスにも抜かれ6位なんてことも!?)


その時の為に今出来る事が上に書いた2つ。


1は国が、2は地方が主導権を握り打ち出す施策。
何故ならば教育施策は県と市の地方に権限があるからです。


そして、私がこれまで数度議会で取り上げてきた教育施策の「非認知能力」は2の生産性に関わる「地方から力強く働ける人財を育成しよう」といった話です。


非認知能力は、諦めない力=「非認知スキル」や、やり抜く力=「グリット」と、表現される事がありますが、日本の政策としてシックリくる表現は文科省の掲げる「生きる力」の「徳」という表現かもしれません。


松下幸之助の言葉から引用すると、
「人間として一番尊いものは徳である」
と言われ、その定義を「国民の良識の程度、民度の高さ」としています。


人口が減れば日本の経済力が低下します。
経済力が低下すれば対外への影響力は低下します。
そうなれば日本は今の日本を維持することができなくなり、諸外国から様々な制限をかけられ、国家レベルの低下に繋がります。


結局は国が国として機能するには「国民の良識の程度、民度の高さ」を高める必要があり、その為に地方、川越から出来る政治は何かと考えたら人財育成の為の教育と答えが出ます。



「幼児教育」が人生を変える、これだけの証拠 ノーベル賞学者が教える子の能力の伸ばし方 | 子育て - 東洋経済オンライン http://toyokeizai.net/articles/-/73546 @Toyokeizaiさんから


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