議案質疑に対するポイント | あけどのBlog

議案質疑に対するポイント

おはようございます、あけど亮太です。

昨日、通告しておりました表題「第四次川越市総合計画基本構想の策定について」「川越市職員定数条例を定めることについて」に対しての議案質疑を終えました。

それぞれの議案に対する質疑のポイントは以下の通りです。

「第四次川越市総合計画基本構想の策定について」
10年計画の基礎となる構想に対し、埼玉県政との連携について確認。

約6年前、市長は議場で川越市と埼玉県との連携に大きな課題を感じている旨の答弁をしておりました。
それらの課題に対する対策が基本構想の中で見えなかったため、過去の課題が解消されたのか、それとも積み残されているのかを質疑しました。

質疑の結果、課題は解消された旨の答弁を頂きました。
そこで私の質疑を閉じましたが、埼玉県政との連携に不具合が生じる事があれば、今回の答弁をもとに議論をしていきたいと思います。


「川越市職員定数条例を定めることについて」
市職員の定数枠がどのように変わるのか確認。

実はこの条例、単純に定数枠が増える、減るだけのものではないんです。

これまで再任用短時間勤務職員は週に4日間の勤務でしたが、今回国のお達しを受け、再任用短時間勤務職員の勤務時間をフルタイムとすることになりました。
それにより勤務日数が週4日から週5日へ。川越市職員の労働力が大きく向上しました。

見込み対象人数=58人
見込み増加勤務時間=58人×週に1日=一週間に58日(年間2500日程度)
見込み増加給与=約5200万円

以上のように、本議案は定数枠だけの話ではなく、具体的な数字として行政運営へ影響を及ぼします。
それらの数字を示しつつ、最後にその目的の焦点をどこに定めるのかを確認しました。

しかし、これらの見込み人数は切り貼りの数字となるため、一人の職員が58日間働く事と同義に捉えることは出来ません。
その為、取り組める業務は「新たな業務」ではなく、「既存業務の平坦化」と考え、勤務外労働の縮小、いわゆる残業の縮小を目的にすべきと提言させていただき、同意の答弁を頂きました。


と、つらつらと書きましたが、まずは議会の最初の山となる議案質疑を終えた事をご報告いたします!
※私の登壇は終えましたが、本日も他の議員による議案質疑は行われています。