国に決められる給与の話 | あけどのBlog

国に決められる給与の話

こんにちは、あけど亮太です。

皆さん、人事院ってご存知ですか?

日本には様々な行政機関があります。

良く聞く名前ですと内閣府や復興庁や外務省等々。
人事院もそれら府省庁と同じく、国の行政機関の一つです。

業務内容はその名の通り「人事や給与についてあれこれ決める機関」です。

そして、人事院は国家公務員法に定められているので、基本的には国家公務員に対してその権限を発揮します。
では川越市の人事や給与についてはどうなのかというと、当然市長に最終決定権があります。(条例という意味では議会にもその責任の一端があります)

しかし、地方自治体、ここでいう川越市は人事院の勧告である「人事院勧告」をベースに給与を決める為、その大筋は国が決定していると言っても過言ではありません。

地方にはそれぞれ特色があり、それぞれに独自の予算を編成しています。それなのにその実情は国の機関である人事院が勧告という名目で地方自治体職員の給与査定に大きな影響を及ぼしています。

地方から感じるここがヘンだよ日本の政治、地方自治体の給与についてでした。