政治とカネの問題 | あけどのBlog

政治とカネの問題

こんにちは、あけど亮太です。

12月17日、川越市議会通告されていた全ての一般質問を終えました。

同日、市長の懇親会や市政報告会の会場費・飲食代などとして会費収入を上回る支出(計約126万円)をしていた問題で、市議会より「市長に説明責任と猛省を求める決議」案が提出され、一部反対の声があがり起立採決となりました。

結果は約4:3、賛成多数で可決される事となりましたが、私は法的な観点と、いわゆる「政治とカネ」という国民(市民)感情に配慮すべき二点に重点を置き熟考の末、賛成の立場で起立いたしました。

政治資金規正法では後援会からの支出は特定の理由が認められれば可能となる為、詳細説明がされる前に本件を法的に黒だと決めつける事は出来ません。

しかし、議会のチェック機能として存在する議会が法的に黒ではないからといえ市民への疑惑を孕んだまま本件への対処を打ち切るわけにはいきません。

そこで、今回上程された決議案にある一文、「出処進退を含めた政治責任を果たすこと」を辞職の意ではなく「市長として説明責任を果たす」事の意と捉えて賛成をいたしました。

私は市長の人柄から本件が悪意があり行われたものとは考えておりません。しかし、市長という重責を担う立場である以上、「政治とカネ」の問題には常に高い意識を持って向き合わなくてはなりません。

そして同時に、今回の決議に賛成した立場として私自身も、「政治とカネ」の問題に対して、改めて襟を正して向き合っていきたいと思います。