平等とは? | あけどのBlog

平等とは?

某ラジオCMや何かのイベントのキャッチコピーなどで『頑張りすぎなくていい』という言葉を最近よく耳にします。

私は露骨な『頑張りましょう』という言葉はあまり好きではありません。(私自身ついつい使ってしまいますが)

しかし、一個人の努力や一個人に要求される答えに上限はありません。
頑張らなくてはそこそこの結果しか生まれません、であればとことん頑張ってより良い結果を求めるべきではないでしょうか。

菅元総理は最小不幸社会を唱えていました。
日本に必要なものは最少不幸ではなく最大幸福です。(ベンサムの唱えるものとは若干異なります)

今の日本はそこそこの努力と最大限の努力の間に生まれる格差に対し手厚い保護を与えています。
それでは労働の果実の魅力は薄れ、動労意欲に大きな欠陥を与えてしまいます。

本来であれば最大限の努力をしたが能力差、もしくは障害によって生まれる結果の格差に対し保護を行うべきであると考えます。

もし競争により不平等が生まれてしまうのならば、ゴール時に補助を充てるのではなく、皆が同じスタートラインに立てる社会を作る事が喫緊の課題ではないだろうか。