『夜のピクニック』(恩田陸)と『トリガール』(中村航)で、230冊目。
『夜のピクニック』
高校生活最後のイベント「歩行祭」。それは全校生徒が夜を徹して80キロを歩き通すという高校の伝統行事だった。
貴子は密かな誓いを胸に抱いて、それにのぞんだ。誰にも言えなかった秘密を清算するために――。
…名作と噂されていた本を、今やっと読みました。えーと、確か、本屋大賞第一回目で大賞をとった記憶が…昔のことなので自信がありません。
そして、「な、なるほど」と唸りました。…いかん、個人的でなおかつヒネくれた主観が、恩田なら「(ピー!)」がいいと主張しとります…。いやはや。
…神原恵弥というオネエがでてる本です…。
『トリガール』
四月のキャンパスで大勢の先輩たちが新入生を勧誘していた。
一緒にいた友人の「楽しそう!名前、書きます!」というノリと、「君も一緒に飛ぼうよ!」と言う勧誘員に半ば押される感じで入ってしまったサークル、バードマン。
その名の通り、一年の半分近くを「鳥人間コンテスト」に向けて、製作・準備し、それにのぞむというもの。
班をなかなか決められず、「パイロット班」に入ったゆきなに待ち受けていたものは!?
…ザ・青春!です。しかもかなりの王道。
あんな、空を飛ぶという、凄いことをするわけだから、そりゃあ大変なのだろうな、とは予想してたけど…大変すぎるぞ、工業大学!
彼の作品はどこかとぼけた感じの、かわいい恋愛小説というのが私の中で定評なのですが、その部分もしっかりあります。
「飛ばない先輩は、ただのクソブタ野郎ですよ!」
…とりあえずこの後、先輩がどうなったかは秘密です。
とにかく、クスリと笑わせてくれる名言が、ゴロゴロありましたよ。