午後九時、秋葉高校の正門前
こわっ、と大家は思う、夜の学校マジこわっ…。
スライド式の鉄の校門の向こうには、なんか…ラスボスくんじゃね?、的な雰囲気が出ている
だが大家は入らねばならない、忘れ物を取りに行く為に。
大家は校門に手をかけた、校門の高さは大家の首の付け根辺り、乗り越えられない高さでは無い
大家は勇気を出して校門を掴む両手に力を込め、体を持ち上げる、その瞬間だった
「何してんだ、コラァ!」
突然、鋭い声が
驚いた大家は尻から地に落下する、大家の中に痛みと恐怖の二重奏が響く
「何、こんなとこで」
立っていたのは、前田だった
「前田さん!」
大家は立ち上がった
「何すんの、驚くじゃん!、君のせいでときめいてないのに、胸が張り裂けそうになったよ!」
「この不法侵入が」
前田に反省の色はない
「私は忘れ物を取りにきただけ」
すると、前田は大家の胸ぐらを掴んできた
「馬鹿者!、人生の忘れ物ってのは気付いた時はもう手遅れなんだよ!」
「わかんねーよ、ノリが」
つっこむ大家には構わず
「まさか、私と同じ目的だったとはな」
「前田さんも忘れ物?、だったら一緒に行かない、心細いし」
「嫌!」
と、前田は自分の肩を抱く
「体育倉庫に追い詰めて何するつもり?」
「私、女だけど」
「男は狼の皮を被ったケダモノよ」
「被る必要ないじゃん!、それ」
「行こ、ね」
「わかったよ」
前田さんも同意した
「ヨイショ」
と二人は校門に手をかけた
「学校はラブホじゃねぇぞ、コラァ!」
驚いて二人は校門から手を放す
「オイオイ、お二方、夜の学校で不純異性交遊?、尾崎豊が泣くぞ」
現れたのは王神だった
「んな事しないです!、驚かさないで下さいよ」
「てか、何してんの?」
「忘れ物取りにきたんですよ」
「忘れ物?」
王神は目を細める
「俺と同じじゃん」
「先生も?」
「ジャンプ職員室に置いてきた」
「ジャンプですか…」
王神らしいなと大家は思う
「お前らは?」
「AYAKAの新曲のCD」
と、大家
「納豆巻き」
と前田
「まぁ…お前ららしいな、三人顔合わせたんだし、忘れ物ツアーと行こうや」
「嫌!、夜の図工室に連れ込んで二人がかりでどうするつもり!」
と、前田は自分の肩を抱くが、二人は無視して校門に手をかける
こわっ、と大家は思う、夜の学校マジこわっ…。
スライド式の鉄の校門の向こうには、なんか…ラスボスくんじゃね?、的な雰囲気が出ている
だが大家は入らねばならない、忘れ物を取りに行く為に。
大家は校門に手をかけた、校門の高さは大家の首の付け根辺り、乗り越えられない高さでは無い
大家は勇気を出して校門を掴む両手に力を込め、体を持ち上げる、その瞬間だった
「何してんだ、コラァ!」
突然、鋭い声が
驚いた大家は尻から地に落下する、大家の中に痛みと恐怖の二重奏が響く
「何、こんなとこで」
立っていたのは、前田だった
「前田さん!」
大家は立ち上がった
「何すんの、驚くじゃん!、君のせいでときめいてないのに、胸が張り裂けそうになったよ!」
「この不法侵入が」
前田に反省の色はない
「私は忘れ物を取りにきただけ」
すると、前田は大家の胸ぐらを掴んできた
「馬鹿者!、人生の忘れ物ってのは気付いた時はもう手遅れなんだよ!」
「わかんねーよ、ノリが」
つっこむ大家には構わず
「まさか、私と同じ目的だったとはな」
「前田さんも忘れ物?、だったら一緒に行かない、心細いし」
「嫌!」
と、前田は自分の肩を抱く
「体育倉庫に追い詰めて何するつもり?」
「私、女だけど」
「男は狼の皮を被ったケダモノよ」
「被る必要ないじゃん!、それ」
「行こ、ね」
「わかったよ」
前田さんも同意した
「ヨイショ」
と二人は校門に手をかけた
「学校はラブホじゃねぇぞ、コラァ!」
驚いて二人は校門から手を放す
「オイオイ、お二方、夜の学校で不純異性交遊?、尾崎豊が泣くぞ」
現れたのは王神だった
「んな事しないです!、驚かさないで下さいよ」
「てか、何してんの?」
「忘れ物取りにきたんですよ」
「忘れ物?」
王神は目を細める
「俺と同じじゃん」
「先生も?」
「ジャンプ職員室に置いてきた」
「ジャンプですか…」
王神らしいなと大家は思う
「お前らは?」
「AYAKAの新曲のCD」
と、大家
「納豆巻き」
と前田
「まぁ…お前ららしいな、三人顔合わせたんだし、忘れ物ツアーと行こうや」
「嫌!、夜の図工室に連れ込んで二人がかりでどうするつもり!」
と、前田は自分の肩を抱くが、二人は無視して校門に手をかける