「私も実はそうしたいと思ってたんですよ」
と田名部さん、大家は嬉しくなった、そう思い田名部さんの方を見ると数字の公式や英単語を書かれたプラモデルを組み立てている。

「ツッコミにくいわ、それ!」
と田名部さんの方に消しゴムを投げるが叩きつけられる。

「でさ、大家」
と、言ったのは宮澤さんだ。

「勉強するったってどの科目にすんだよ、1科目にした方がいいと思うが」
「確かに」
と大家は頷く

「じゃ、どれにするよ?」
王神は問うと、すぐに前田さんが挙手した

「皿回し!」

「ねぇよ」

「スマブラ!」
と増田さんの意見

「だからねぇよ、せめて科目言え」

「失業保険の受給金額の計算は?」
と片山さん

「社労士か、お前は」

「いい加減にしろ!」
と大島さんが立った

「大喜利じゃねぇんだよ!、全く!、先生、リレーはどうですか!」

「そんな試験、日体大でも出ねーよ」

「英語にしません?」時期を伺い、大家は切り出した

「英語なら何とかなると思うんです、一つ情報持ってるんで」

「情報?」
宮澤さんが目を細める

「みんな、ワークブック知ってます?、あれの応用問題ってとこから3問は出るんですよ、それを丸暗記しとけば、20点はいくと思います」

うーんと、AKB組は考えこんだ、そして、しばらくして王神が口を開いた

「ウダウダ言っても仕方ねぇ、大家のチケット買ってやるよ、これから全員テストの日まで毎日、残って英語の勉強な」

先生、と大家は嬉しくなる、96%はダメだけど、4%くらいは何か熱いのがあるのかもと大家は思う。

「団結しましたね」
ノートPCを覗く教頭は小顔になる棒を頬にコロコロした。

「ちっ」
校長は目を閉じた

「がはっ」
熟語の問題を覚えようとした大島さんが、吐血した。

「無理だ…無理無理無理…」

「弱音はいてんじゃねぇ!」

竹刀を持った王神が怒鳴る

「えーと、ベンはメリーの肉体に荒縄を巻きつけ…」

「増田!、んな文ねぇだろうが!」

「D…ドッグ E…エクボ」

「高校英語だろうが!、前田!、なんかムカつくんだよ大家!」

「だっ!、八つ当たり!、どんな教師だ!」

大家はちょっと楽しかった、だって…青春っぽいじゃん!