シェラーロ・セロさんには、愛した女性がいました、野中美郷さんという方です。

シェラーロは美郷の写真を見つめる。

シェラーロ・あの人には野中さんが全てだった…私達が考える全てを越える全てです。

珠理奈・そいつの為にここまで…?。

シェラーロ・分からない、エゴの為か、愛の為か、でもセロさんには野中さんがいるから、空は青くて、海はキレイで、草木は生い茂って、動物達は生き生きとしていて。

シェラーロは悲しい顔をする

シェラーロ・でも、野中さんを失って、セロさんの目には空は曇って、海は濁って、草木は枯れて、動物達は息絶えて、世界がそう見えてしまうくらい、野中さんが全てだった。

美郷・私…怖いよ。

セロ・野中さん…。

美郷・先生…私…生まれ変わったら桜になりたいな。

セロ・すぐ散ってしまうよ。

美郷・それでいいの…死ぬ時は美しく散りたいの。

セロ・彼女はその後、病室で灰になって亡くなった。

セロは自らの仮面を指差す

セロ・私の能力は再生能力、彼女の能力は雷、私は彼女の灰から仮面を作った、二人の仮面を取り込んだ影響かな…見た目は彼女になった。

セロは指を回すと一人入るくらいの穴が開く

セロ・前田さん…そこから帰れるよ…ウソじゃない。

前田・あんたは?。

セロ・私はここで終わりだ。