残念なお知らせがあります。先日、7期生高山りぱぽ莉沙と9期生米澤リッタン璃子からNゼロを中退したいという連絡がありました。
高山りぱぽ莉沙の理由は、このところ体調不良が続いており、7月にはカンドウとの所属契約も切れるので、ちょうどいいタイミングだと思い、Nゼロを中退したいということです。
米澤リッタン璃子の理由は、受験勉強で活動を休止したとき、売り上げランキングも下がって行くし、
活動前に思っていた会社に対する不満が大きくなっていった。昔は1日中Nゼロのことを考えていたけど、今はあまり考えなくなった、売り上げが上がらないことも悔しくなくなった、ということです。
ふたりの中退式は7月6日の16thライブで行います。最後まで応援よろしくお願いいたします。
補足説明
米澤リッタン璃子の会社に対する不満は主に以下になります。
・チラシを配ってはいけないところで配るのが疑問だ。
・もっとライブをやりたいのに、交流がメインで、ライブが二の次なのが疑問だ。もっとライブをやりたい。
・会議室ではなく、もっとステージで歌いたい。
・レッスンを鏡のあるスタジオでやりたい。
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久しぶりに会社の見解を書きます。
メンバーが会社に不満や疑問を持って当然です。世の中の芸能人で所属事務所に不満をもっていない人なんていません。しかし、会社としては、タレントの要望を聞いてあげたいと思っても、できることと、できないことがあります。大きいのは、人の気持ちは時間とともに、変わっていくということです。
メンバーも最初は我慢できていたことが、だんだん時間が経つと我慢ができなくなります。人間だれしもそういうものなので、これは仕方のないことです。見習いや、正規メンバーになったときにはモチベーションも高いので、不満に思っていないことが、時間の経過とともに、我慢ができなくなってきます。
会社としては、運営方法を変えていなくても、どんどん古いメンバーの不満は大きくなっていきます。だからと言って、基本的な運営方針を変えることはできません。方針を変えるとNゼロではなくなってしまいます。
チラシを配ってはいけないところで配りたくない、という意見があったので、最近は道路使用許可証を取っています。でも、道路許可証を取ったところで、そう言っていたメンバーが一生懸命チラシを配るかと言えば、そうではありません。要はチラシを配りたくないからそう言うのです。Nゼロは日本一のビラまきアイドルです。チラシを撒けなくなったら、中退が待っています。
もっとライブをやりたいという意見をメンバーからよく聞きますが、Nゼロはいつもライブをやっています。会議室でも、公園でも、ライブハウスでも、ライブはライブです。Nゼロを始めるときに、いつ何時、どんなところでも、喜んで歌えるアイドル歌手を目指して、スタートしました。メンバーになったときには、「Nゼロは、どんな場所でも歌う歌手です。」と説明します。何よりも1期生、2期生が、ずっと会議室で歌ってきて、そのときの活動資金の貯金があるので、今のNゼロがあるのです。会議室で歌ってこそ、Nゼロです。会議室での長時間イベントが一番活動資金が貯まります。その活動資金のおかげで、日本青年館とか、伝承ホールとか、素晴らしいホールで、ワンマンライブができるのです。
世の中のアイドルは星の数ほどあれど、日本青年館とか、伝承ホールとか、赤羽会館とか、すばらしいホールで、ワンマンができるアイドルがどれくらいいるのか、考えてみてほしい。それだけでもNゼロがどれだけ恵まれているかわかると思います。
そもそも、もっとライブをやりたいというのであれば、もっと平日のライブに参加してほしいです。ソロでもっと歌ってほしいです。
レッスンをいつも鏡のあるスタジオでやりたいというのはもっともでしょう。しかし、貧乏アイドルにとって、1時間3,000円するスタジオでいつも練習していては、活動資金があっという間になくなってしまいます。節約を楽しむくらいの気持ちじゃないとNゼロではやっていけません。
NゼロクライアントTシャツの胸のプリントを今一度よく読んでほしい。
「欲しがりません。紅白に出るまでは。」
変なプライドがあったら、Nゼロではやっていけません。プライドを捨てて、バカになる、
アイドルバカ一代
それがNゼロです。
・・・というようなことを米澤リッタン璃子に言いましたら、彼女から、「それで、メンバーが一人もいなくなったらどうするんですか?」と聞いてきましたので、
「別にそれでもいいよ。最初はゼロからスタートしたから、振り出しに戻るだけだからね。また1期生を募集するよ。」と、言いました。
「メンバー全員脱退につき、新1期生募集」
そんなアイドルがあってもおもしろいと思います。