7期生栗原ショコラまいは本日付けで引退になりました。


AKBN 0 は紅白出場までのドキュメンタリーで、運営の内部事情も公表していく方針のため、そのいきさつを発表します。尚、運営の発表は都合のいいように脚色されていると言われますが、これまでも全くそのようなことはなく、事実をありのまま発表しています。


クライアント様は、会社よりもメンバーの言い分を信用するのは致し方ないことだと思いますが、彼女たちも普通の女の子です。さまざまな感情がぶつかり合っていることをご理解ください。


普通の芸能プロダクションであるならば、グループのマイナス要素の発表は売り上げ減につながるので、あえて発表することはありませんが、カンドウでは、AKBN 0 を利潤追求の事業としては行っておらず、純粋に「予算ゼロ、所属アイドルゼロから紅白に出れるのか?」という夢を追いかけるためだけに行っております。そして、スタート当初から、運営の内部事情もあえて発表して、このグループの表と裏すべてを知っていただき、筋書きのないドキュメントドラマとして応援していただきたいと思っております。

内部事情を発表することによって、一時的に人気が落ちてもいい、それによって紅白に5年で出れるところが、10年かかってもいいと思っております。スタート当初のコンセプトを変更してしまうと、このプロジェクトをやる意味はないと思っています。
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さて、今回の引退のいきさつをお知らせしますが、正規メンバーになった途端の突然の引退としてメンバー、スタッフとも一様に驚きを隠せません。クライアント様も同様だと思いますので、まずは事実関係を時系列でお伝えします。尚、彼女はN0の活動とは別にダンスチームに入っていて練習をしています。


■3月11日(日)代々木ミューズ音楽院 7期生見習い最終試練
中間発表で40,000円だった栗原ショコラまいは、マイクで
「私は絶対辞めません。絶対にメンバーになりたいです。応援してください。」とアピール。
その後、7万円をクリアして正規メンバーになる。


■3月17日(土)10時から21時まで全体ダンスレッスンを行う。
レッスン終了後の22時ごろ、本人から私(安藤)に電話があり、「もうやっていけません。今日で辞めます。」と言う。目が点になるほど驚く。先輩への不満、先生への不満があって、もう限界でやっていけないとのこと。


「君は入ったばかりなのでそんなことは我慢しなきゃいけない。今辞めると他のメンバーに大変な迷惑がかかるから、25日まではやりなさい。」と言うが、「今日で辞めます。明日は行きません。」の一点張り。


「そんな自己中心的な行動は許されない。これは仕事なんだから我慢して明日は行きなさい。25日までやってその後、話し合おう。応援しているクライアント様も悲しむのが君はわからないのか。」と15分ほど説得。

彼女は途中から泣き出す。その後、ようやく納得して翌日の参加を了承して電話を切る。


■翌18日(日)ダンスレッスンの休憩中に全メンバーの前で、「自分のダンスチームとの両立が難しいので今日で辞めようと思っている。」という。

メンバーから「みんな何かを犠牲にしてがんばっている。とにかく25日まではがんばろう。」と説得される。
本人も納得して25日まではがんばるということになる。
その後の三軒茶屋ヌードルカフェイベントは参加。


■20日(火)の朝、「よく考えましたがやはりやっていけません。引退します。理由はブログに書きます。あとは母親と話してください。」というメールが会社に来て連絡が取れなくなる。


公式発表前にブログに書くのは禁止なので、母親に削除するように伝える。ほどなくブログは削除される。


以上が、11日から20日までの経過です。
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本日、彼女と連絡が取れました。引退の理由を詳しく聞くことができましたので発表します。


・毎週土日空けておけばいいという話だったのに、正規メンバーになったら今週いきなり、水、木、金にレッスンとリハが入ってきた。プライベートの予定が入っていたので困る。


・スケジュールの連絡を公式ブログで知るのは納得いかない。まず最初にメンバーに教えてほしい。


・他の7期生見習いの引退を公式ブログで知るのは納得いかない。まず最初にメンバーに教えてほしい。


・自分のダンスとN0の活動は両立できないと思った。


Q 11日に「私は絶対に辞めません。私をメンバーにさせてください。」と言いきったのになぜ簡単に辞めるのか?

A「N0を続けることにずっと迷いはありました。でもあの日は売り上げも最下位であせっていました。合格はしたかったので、感情が高ぶって思わず言っちゃいました。」


Q 25日までやれない理由は何?

A「オリジナルグッズの贈呈式があるのでクライアント様に渡すのがつらい。」


以上です。
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講評


どんな理由があろうと、11日に「私は絶対に辞めません。私をメンバーにさせてください。」と言い切った人間が、
舌の根も乾かないうちに「辞めます。」と言えることがとても信じられません。空いた口がふさがらないという感想です。


メンバーにいつも言っていることですが、アイドル歌手というのは、習い事や部活ではない、仕事だ。君らはプロのアイドル歌手だ。職業意識を持ってやりなさい、と言っています。


芸能人なら突然仕事が入ってくることもある。明日来てほしいとオファーがあれば、プライベートの予定をキャンセルしても喜んで行くのが芸能人です。毎週決まった時間にある習い事とは違います。


今思えば、こうなる兆候はありました。
個人面談を行ったときに、「N0と自分のダンスを両立させたいが、どちらかを取れと言われたらダンスを取ります。」と言っていました。この時点でこの子は無理だと、やめさせておけばよかったと反省しております。


今回の件は、3ヶ月の見習い期間中に彼女の適正を見抜けなかった会社に全責任があります。


彼女を応援していたクライアント様には深くお詫びいたします。


新人の研修制度を再検討してこのような問題が再び起こらないように対策を立てたいと思います。


25日の10thライブまであと3日になってきました。


メンバーは少ない時間の中、必死でがんばっております。応援よろしくお願いいたします。