ーじゃあ、意図的にキャラを作ったり変えたりしてたわけじゃないんだ。

「そうですね。素を出せるようになっていった感じです。だって、好き好んで2.5枚目を演じないでしょ。まあ最近は2.75枚目くらいにいっちゃってますけど(笑)。僕、キャラを作るのイヤなんで。大っ嫌いなんです」

ー二枚目路線のほうが、人気でるかもって思わなかった?

「もしも素の2.5枚目が嫌われるなら、それはしかたないやと思ってて。メンバーも、ファンの人たちも、これからもずっといっしょにいるんで、素でいたほうが、いいじゃないですか。ナチュラルに生きたいんで」

ーそうだね。

「それに、゛2.5枚目"ってキャッチコピー、ファンの人につけてもらったんです。すっごい気に入ってて。ファンレターに書いてあったんですよね。゛人類初の2.5枚目"って。そう見えてるんだ、うれしいなって」

ーじゃあ、恋愛マスターって呼ばれるのは?

「゛なんで俺が、そう呼ばれてるんやろ!?"って感じなんですけど、まっいっかって(笑)。ホンマに濵ちゃん(濵田崇裕)によく言われますけど、僕、子どもな部分はホンマに子どもなんで。知ってる人にとっては、見た目とギャップが激しいと思う」

ー寝ている関西Jr.のコの耳に息を吹きかけたりするんでしょ?

「やるやる。楽しいんですよね。ウザがらみすんのが。スネた顔で、゛もお~"って言われんのが好きなんかなあ(笑)。なんか、楽しいんですよ」

ー完全に子どもだね(笑)。じゃあ、最近したウザがらみは?

「東京で舞台があると、ホテル生活になったりするんですけど、エレベーターフロアーで神ちゃんに会って、神ちゃんは部屋に戻るとこだったのに、゛ちょいちょいちょいちょい"って呼んで、クリーニング出しに行くの、無理矢理いっしょに来てもらったり(笑)。濵ちゃんの部屋には、ほぼ毎日行ってましたね。特に目的はないんですけど、ひたすら、おしゃべりしたり、芝居の話をしたりして。濵ちゃん、ギターをずっと弾いてるんで、僕が歌って……みたいな。あと、いっしょに筋トレしたりしました」

ーメンバーのこと、大好きなんだね。

「はい。ウザいくらい(笑)」

゛絶対デビューしよう"4人で誓った約束

ーJr.時代、やめたいって思ったことなかった?

「あります、あります。ありますよ、そりゃあ。それこそ、高校1年とかのころとか」

ー何があったの?

「うまく伝えられるかわからないんですけど、もっとちがう道もあるんじゃないかって悩んで」

ー誰かに相談したりした?

「そういうことを話せる人は、あんまりいなかったんですね。がんばってるメンバーに言うことじゃないと思ったし、家族にも言ったら悲しむだろうなって思ったし、悲しませたくないってのがあったんで。だから、自分の胸に秘めてました」

ー高1のときって言ったけど、それって7WESTが6人から4人になったことと関係ある?

「う~ん……あるかな。最初、Hey!Say!7WESTで優馬といっしょにやってたとき、このグループでデビューできるかもしれないって話があったんですね。あったんですけど、優馬はNYC boysで活躍することになって、その話はなくなって」

ー2009年のことだよね。

「はい。それから、6人でデビューを目指してたんですけど、僕が高1のとき、ふたりが抜けることになって。やめる前に相談も受けたんですけど、僕は止めなかったんです」

ーなぜ?

「僕自身、将来のこと不安だったし、悩んだし……。俺、人の人生を、人の決断を変える権利ないなって。がんばっても、デビューできるかどうかはわかんない。もし、デビューできなくて、゛あのときやめとけばよかった"ってなったら……。自分の人生なんで、自分の好きに生きたほうがいいと思うんですだから、もちろんさびしかったけど、俺は止めることはできなくて。それは、すごく、もしかしたら冷たいことなのかもしれないけど……。でも今、ふたり、楽しそうにすごしてるだろうから。だから、さびしかったけど、引き止めなかったんです」