ーそれが……。

「社長でした(笑)。で、7月30日、ちょうど僕の誕生日に家族でごはん食べてるときに電話がかかってきて。゛明日から東京に来てください"って。次の日から東京で、(Hey!Say!)JUMPの『SUMMARY』や、少年隊の『PLAYZONE』を見学させてもらって」

ーいきなり別世界な感じ?

「はい。『SUMMARY』で山田くんも見られたし、『PLAYZONE』の客席でパッと後ろを見たら中居(正広)くんが座ってたりしましたからね。かなりあせりました。緊張しすぎて、自分の状況が理解できなかったですね。」

ー(藤井)流星くんや、神山(智洋)くんの第一印象は、どうだった?

「流星と神ちゃんが、『少年たち』のパンフレット撮影をしてるときに初めて会ったんです。流星の最初の印象は ゛ホンマ意地悪そうな人やな~"(笑)。神ちゃんは、なんか雰囲気あって俳優みたいやなって」

ー入所直後にもかかわらず、Hey!Say!7WESTの一員に大抜擢されてるよね。

「はい」

ー経験ゼロでグループに入るって、大変じゃなかった?

「ま、あったんじゃないですかねえ。何年もバックをやって、そこから上がっていくのがフツーなんで。なのにパッと入ったヤツが、いきなりマイクを持って。正直、キツイ視線で見てくる人もいましたけど、気になんなかったっすねえ。家族は気にしてましたけど」

ー家族が?

「親や姉ちゃん、心配性で。ネットとかすごく見てたらしいんです。Hey!Say!7WESTに入った直後は、゛なんであいつが!"的なネガティブなことが、けっこう書かれてたらしくて」

ーそうだったんだ。でも、本人が気にしなかったのは、なぜなの?

「なんでなんすかねえ?そんなときでも、やさしくしてくれた先輩もいたからかな」

ーたとえば、誰?

「流星とか。僕が小6だったんで、流星は中3やったと思うんですけど、よく遊びに誘ってくれましたね。゛何してんの?"って電話してくれて。そういうのは流星だけやったかな」

ーそうだったんだ。

「あ、でも、僕まだ少しサッカーもやってたんで、後輩の練習を見に行ったりしてたんです。流星からの誘い、゛今サッカー見に来てるんでムリです"って断りましたからね。しかも2回連続で(笑)。たぶん、あの人は覚えてないと思うんですけど。それでも、誘い続けてくれて。意地悪じゃなかったんだ。やさしいなって」

ー今では、色ちがいのジーパンを買うくらい仲がいいしね。

「流星が買ったヤツがかわいくて、色ちがい買っちゃいましたね。流星が青系で、俺が濃いグレー系で。でも、なんやろなあ。いつからめっちゃ仲よくなったかってのは、覚えてないんすよ」

ーそうなんだ。

「だけど、流星に昔、゛おまえは、地元のツレみたいな存在やから、いっしょにいたらラクやわ"って言われて。それがなんかうれしくて、今でも覚えてて。こういうこと言うのテレくさいですけどね」

ーほかにも、よくしてくれた人っていた?

「(中山)優馬もやさしくしてくれて。僕が入ったときから、関西Jr.の中でも別格って印象だったんですけど、すごく、やさしくしてくれたんです。昔から、流星と優馬とは特に仲よくて、よく誘ってもらって3人で遊んでたんです。今も3人でメシ食べたりしますね」

゛もお~"って言われんの好きなんかなあ

ーJr.の活動自体は順調だった?

「うーん、どうだろう。最初、やっぱり自分を出せるまで、少し時間がかかりましたけどね。心を閉ざしてたわけじゃなかったんですけど、やっぱ出せなかったんでしょうね。子どもやし。なんか、殻にこもってたんですかね。知らない間に」

ーその殻を破ってくれたのは?

「ラジオや雑誌の対談とかが、いいきっかけだったと思います。少しずつ、いろんな人と打ち解けて、殻が破れていって。メンバーといることも楽しくなって。最初は緊張ばっかりでしたけど、徐々に徐々にですね。でも、いちばんはファンの存在っていうか、コンサートですね。自分たちの冠コンを計3回したのかな。2回目くらいで完全に殻を破れました。大好きな人といるときは、やっぱり素でいたいなって」