゛もうこれ、終わったな"って

ー2013年の年末、カウントダウンのとき、どこにいたの?

「家で両親とメシ食べてましたね。゛今年、関西Jr.は出ません"ってメールをマネージャーからもらってたんで、゛今年は出ないんだ"って、そんな深くは考えてなかったし。それに、『ミス・パイロット』の撮影が終わったばっかだったんで、゛よっしゃ、やりきった!"ってすっげー満足感もあって、いい年末やくらいに思ってて。そろそろカウントダウン始まるなって思ったら、4人から゛ゴメンな"ってメールが来て」

ーその瞬間、どんなこと考えた?

「何、考えたんやろうなあ。まあ、一瞬、真っ白になりましたよね。゛お、んっ……!?"って。なんかボーッとして。正直、゛ゴメンな"って言われても、なんも返す言葉もないから、゛全然、全然"って返信するしかなかったんけど……。ケータイ置いて、どうしようかなーって。とりあえず、目の前に両親おるから、放送で流れる前に言っとかなと思って。ま、言って。゛デビューすんねんて"って」

ー両親はなんて?

「゛はあ!?なんで入ってないんだ!"って。そのあと何日間かは、俺が悩んでたり、ピリピリしてんの見守ってくれて、一切しゃべりかけてこなくて。あ、でも、思いつめてるように見えたんでしょうね。おとんにボソッと、゛やめるんやったらやめてええからな"って言われたのは覚えてますね」

ーただ、グループに入ること、あきらめてなかったよね?

「そうですね」

ーカウントダウンのあと、神山(智洋)くん、濵田(崇裕)くんに電話したんでしょ?

「はい」

ーふたりとも、流星だけがあきらめてなかったって。゛俺はなんとしても入るよ。あきらめんなよ"って言葉が、背中を押してくれたって。

「ふたりとも、俺をアゲすぎなんすよ(笑)。たしかに濵ちゃんと神ちゃんに゛あきらめんなよ"って言いましたけど、過程があって。俺、放送を見て、すぐジャニーさんに゛俺も入りたいです"って言おうって思ったんです。今、言わんと、どうすんねんって話やから。ただ、現場の状況がまったくわかんなかったから、把握してから言おうと思って、最初に(中山)優馬に電話したんですよ」

ーそうだったんだ。

「あのメール来たあとだったんで、メンバーには状況を聞きづらいし、向こうも話しづらいやろうし、聞かれへんなと思って。会場にいた仲いいのが優馬やったから、放送が終わってすぐ優馬に電話して。そしたら、すぐ出てくれて。俺が話し出す前に、いきなりあいつ言ったんですよ。でた瞬間、゛今すぐジャニーさんに電話かけろ!"って。優馬もデビューのこと目の前で見て知ったらしくて、゛どうってなるん?"って逆に聞かれて。誰も状況をわかってなくて。゛とにかく、すぐかけろ!!"って。オッケー、じゃあかけるわって、カウントダウン終わって10分くらいかな、ジャニーさんにかけて。そしたら、゛今、バタバタしてるから明日かけなおす"っていうパターンのとき、ジャニーさん、お忙しいから忘れてしまうことが多いんですよ。もうこれ、終わったなって、俺は一瞬思って……」

゛やればできるコなのに、なんでやらないんでしょう"

ーそうだったんだ。じゃあ、まずは小さいころのことから聞いてくね。

「はい」

ー両親ってやさしかった?怖かった?

「けっこう厳しいほうだったと思いますよ。俺はそれをスリ抜けて、ヤンチャしたり、遊びに行ったりしてたんですけど、今になって親に聞くと゛あれ、ウソやったんやろ"ってばれてましたね(笑)」

ーさすが、親だね。

「今思えば、愛されてたんやなって思うんですよね。とくに俺は第一子なんで、けっこうイベントとかにも力入れてもらって。妹がふたりいるんですけど、ビデオも写真も、断トツで俺のが桟ってますから」