ーそして二幕。

「4人の名前が最初に呼ばれ、次に3人の名前が呼ばれて。会場がザワザワして。゛この7人でCDデビューします"って言ったあとの歓声、全身が粟だったっていうか、今までの人生でいちばんうれしかったです。うまく言葉にできないですけど、言うたら7人でデビューしたいってのは、俺らの夢なわけで。なのに、こんなに応援してくれて、泣いてくれて、よろこんでくれるファンがいる。幕が開いて客席が見えて。そのときの歓声と光景、一生忘れられへんと思う。支えられてんだって、あれほど実感したことはなくって」

ーそうだね。

「ファンの方たちだけじゃない、メンバーにも先輩や後輩にも支えられてた。カウントダウンが終わった直後、藤ヶ谷くんがメールしてくれて。゛なんかあったら連絡して来いよ"って。そのひと言に、すごく救われて。7人でのデビュー発表できた直後にも、゛どうあれ、よかったなー"って」

ーお母さんも、よろこんだでしょ?

「おかんが大阪から舞台を見に来てくれてて。いちばんに泣かせたろと思って、いるほうに行ったら、もう泣いてて。ダメですね。親の泣き顔はダメです。おかんの前で泣いたことなかったのに、俺のほうが号泣しちゃいました(笑)」

この7人でビビらず、乗り越えます

ー今、改めて7人でのデビューが決まるまでのことをどう思う。

「カウントダウンのことは、人生最大の挫折でしたけど、今はホンマに、あれがあってよかったなって思いますね」

ーしなくていい挫折なら、したくなかったと思わない?

「それすら笑って受け入れたいですね。だって、誰も悪くないし。決して誰も悪くないことを、゛あんときは"ってグチりたくもないですし。あれでよかったんです。めっちゃ変な言い方ですけど」

ーじゃあ、これから7人で、どんなグループに成長したい?

「゛こいつらジャニーズなん?"って思われるグループになっていきたいですね。たとえば、コント番組を持ってたりとか。せっかくジャニーズって名前をいただいたグループなんで、ジャニーズ代表になるつもりでいきたいです。そのために、今以上に努力せなあかんし、できることの幅も広げていかなきゃいけない。まだまだすることいっぱいです。苦難や逆境も、いっぱい待ってるはずやし。でも、どんなことがあったって、このグループだったら乗り越えられると思うんです。だって、もう、ものすごい壁を一回越えてますから。どんなことが待ち受けてたって、゛この7人でビビらず、乗り越えます"って胸を張って言えます」

ーそうだね。じゃあ、個人的な目標は何かある?

「まだ自分で、゛俺の立ち位置は?"って考えたら、まったくわかんないんです。照史くんは、誰よりも大きな愛を持ってるし、歌もうまい。淳太くんは頭いいんで、しゃべりでいってほしい。しげはセンターで、ドンとかまえててほしいし、小瀧は、2.5枚目を突き進んでほしい。流星はやっぱビジュアル面、濵ちゃんは癒しキャラ。みんな、グループに必ず必要なポジション、役割がある。だから、俺もメンバーに必要とされる立ち位置を早く見つけたい。ちゃんと役に立ちたいなって思ってますね」

ーもう必要な存在に、なってるよ。

「自分のことは、なかなか自分じゃわかんないんで(笑)」

ー余計なことだけど、いろんなものを背負って来て、重いなって思ったことってない?

「まあ、重いと感じたことがないといったら、ウソになると思うんですけど……。でも、゛そんなんムリや"とか言うよりも、ムリしてでも背負って走ろうって思います。道、踏み外したら、絶対に悲しむ人もいるんで。環境や逆境、そんなんを言い訳にしたくないんで。゛全部、全部やったろう!"って思ってます。望まれてること、言われてること、全部やったるわって。そのほうがカッコよくないですか(笑)。だから、重いなって思っても、降ろしたいなって思ったことは1回もないですね」

ー最後に、3月にMYOJOの取材で行った、ハワイのこと聞いていい?

「カナヅチの俺が溺れかけて、゛まだ死にたない。まだCD出してない"ってなったときのことですか(笑)」

ー助けた濵ちゃんが、「犬かきできない犬みたいだった」って言ってたけど、そのことじゃなくて(笑)。ハレアカラ火山の山頂で願い事をしたけど、教えてくれなかったでしょ?あのとき、何を願ったの?

「うーん、もう忘れちゃいました(笑)」

ー教えてよ。

「うーん、恥ずかしいですけど祈りましたね。゛この7人でこれからもずっといっしょにいられますように"って(笑)」



「おかんをラクさせたい」と夢に向かって突っ走ってきた。

強すぎる想いはトゲトゲしく、一匹狼に見えたこともあった。

「全部、全部やったろう!」とっくに腹をくくっていても、折れかけた心。

支えたのは「7人」で背負う新しい夢。


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