ーハハハハハ。

「ただ、見た目は女のコっぽかったんで、スーパーのレジのおばちゃんとかに、ほぼ絶対゛お嬢ちゃん"って呼ばれて。女のコだと思われるの、めっちゃめちゃイヤでしたね」

ー小学校時代から金髪だったって聞いたことあるんだけど。

「はい。おかんが、金とか赤にしてくれて。でも、ダンスやってるってことみんな知ってたんで、学校の先生に怒られることもなくて」

ーダンス以外は習い事ってしてた?

「ダンスだけですね」

ーアクロバットやギターもこなすし、ファッションや料理、趣味も多いから、ほかにも何か習ってたのかなって。

「負けず嫌いなだけです(笑)」

ーちなみに得意料理は?

「今は鳥南蛮ですね。タレもいちから作ります。家族にも好評で。でも、僕はおかんが作るからあげと卵焼きがいちばん好きで。長期で家を離れる前の日と、帰ってきた日は、今でも絶対にからあげで。おかん、僕が外食嫌いなん知ってるんで。外食するなら、家でおかんのメシを食いたいから」

まぶしかった関ジャニ∞。゛絶対ああなろう!"

ーオーディションを受けたのは、小4だよね?

「゛応募してみる?"っておかんに聞かれて、゛うん、する"って。それで応募して。忘れたころに、一次審査通過の通知が来て。普通、逆なんでしょうけど、オーディションを受けるために黒髪にしたんです。おかんが、゛そうしとき"って言うんで(笑)」

ーオーディションは、どうだった?

「100人単位で人がいて。振りつけを教えられて踊って。終わったとき、ジャニーさんに声をかけられたんです。゛TOKIOのライブがあるけど来れる?"って。何人か呼ばれて、関西Jr.とコンサートに出て踊りましたね」

ー初めてのステージ、どうだった?

「゛デカッ!こんなに人が集まるんだ!!"って。もう別世界でした」

ーお母さん、よろこんでくれたんじゃない?

「ちゃんとそういう話したことないんで。でも、うれしかったんちゃうかなあ。忙しい中、送り迎えもすごいしてくれたし、僕、ムチャしちゃう性格なんで、練習中とかでもよくケガしたんですけど、何をしてても駆けつけてくれて。いつも応援してくれたのが、おかんでした」

ーその後の活動はどうだった?

「゛次はこういうのあるから来て"って呼ばれるようになって。滝沢(秀明)くんが主演の『DREAM BOY』にも呼ばれて。でも、いっしょにオーディションを受けたコで呼ばれたの、唯一、僕だけやったんですよ。いきなり先輩の中にポンって入れられて戸惑いましたね。右も左もわからん状態で」

ーたしかに、それは戸惑うね。

「正直、イヤでした(笑)。子どもだったんで。仲いい人どころか、しゃべれる人もいなかったんで。めちゃめちゃ人見知りでもあったし。でも、僕はおぼえてないんですけど、(中間)淳太くんと最初に会ったとき、゛淳太、連絡先教えてや!"って言ったらしくて。ホンマにすいませんでした(笑)」

ーハハハハハ。

「入ってすぐ濵ちゃんも入ってたBOYSってユニットにも入ったんですよ。でも、楽しいとか感じられる余裕すらなくて、あれやらなきゃ、次はこれやらなきゃって感じで」

ーデビューについてどう思ってた?

「まだ何にも考えてなかったですね。野心的なものがもともと希薄ってのもあって。ただ、俺らがバックで踊ってて、関ジャニ∞さんが、メインをずっと張ってたわけです。Jr.は証明もあたってないし、衣装だって共有だからサイズも合ってない。関ジャニ∞さんは、目の前でまぶしいライトに照らされ、ピシッと衣装を着てマイクを持ってて。そのうしろで踊りながら、゛絶対ああなる"って思ってましたね」

ー関ジャニ∞の存在は大きい?

「はい。いちばん長いこと背中を見てきた先輩なんで、今でも手本にしてるところはありますね。入ってすぐかな。関ジャニ∞さんの舞台のリハをしてて、自動販売機の前でジュースを買おうと立ってたら、横山(裕)くんと大倉(忠義)くんが来て。ふたりとも、めっちゃデカかったんで怖かったんです。そしたら、横山くんがチャンチャンってお金を入れて゛好きなの押し"って。もう゛え!?"ですよ。めっちゃカッコいいなって。コンサートで錦戸(亮)くんが、いきなり俺に゛歌い"ってマイクを渡してくれたこともあって。みんなやさしいし、ステージの上でも、外でもカッコいいんです」

ーそうだね。

「俺、入った直後は、(渋谷)すばるくんって怖そうだなって思ってたんです(笑)。そしたらコンサートのとき、すばるくんのうしろでカバンを背負って踊るシーンがあって。カバンから太陽のマークを出して手渡す役目だったんですけど、゛ミスったら殺される"と思ってたのに、ミスって渡せなくて。そしたらステージ裏で、すばるくんがビューッと来て、゛ヤバイ!"って思ったら、゛ごめんな、ごめんな。うまく受け取れなくて"って、謝ってくれたんですよ。完全に俺のミスなのに。みんな、ホントにやさしくて」