夏休み1人の女子生徒がプールの中へ飛び込んだ。
水色の世界をプールの底で感じ、ふにゃふにゃになった太陽を見つめ彼女は瞳を閉じる。


グランドには、蜩の鳴き声が響き、緑の葉が光と重なり体を揺らしている。
陸上部の部員達は、グランドを何週も走り、水を飲んでは、また走りだす。


そんな姿をプールサイドに座り見つめる彼女。
彼女の目には、生徒の他に、プラタナスの木がうつっていた。
学校の隣にある保育所は、誰もいなく、教室が暑いと言い出しそうなくらい、光輝いていた。


彼女は、更衣室の扉を開け、水着を脱いだ。
頭の先から足の先まで、水滴が垂れおちる。
すると更衣室に彼女の友人が入って来た。


友人は彼女の体をじっと見つめ唾を飲み込む。
友人は彼女の体を背後から抱きしめ耳元で話す。

「プール もう一度入ろう」

友人の言葉に首を振る彼女。

「私が嫌? プールが嫌?」

彼女は友人の腕を振り払い更衣室を出た。
グランドの砂風が、彼女を包み込む。
陸上部員達は彼女を見つめ頭を下げている。

ひまわり畑の蝶達が彼女の周りを自由に飛び、その姿はプールを泳ぐ自分のようだと、重ね合わせていた。ひまわり畑、キャベツ畑、壊れた家は花に囲まれ、絵の世界にいるような、そんな気持になっていた。


彼女は夢を見る、いや人間は夢を見るものだが、彼女の夢は必ず水の中にいる。美しい水の中に、緑の森があり、白い椅子、黄緑色に光る植物達が彼女を囲む。
夢の中の彼女は、うつむき寂しそうな顔をしている。
時計の針は深夜3時をさしていた。

そこへ1人の男性がいつもやって来る。そして彼女に話かける。
「元気かい?」

彼女は頷く。

「聞いてくれよ。日常は俺を嫌っているんだ」

彼女は首を傾げる。

「車のクラクションや町のノイズは俺が町に出ると激しさを増す、そして道を歩く人間達さえ僕を白い目で見るんだ。そんな日常は大嫌いだから、町も俺を嫌うんだな。」

彼女は頷く。

「なぁお前はいつもどうして此処へ来るんだ?」

彼女は首を傾げる。

「いつもお前は、その光る植物を見つめ何を考えている?」

「さぁ何を考えている!!」

彼女は目を覚ました。
目覚まし時計はいつも、夢の中の男が怒鳴場面だ。
こんな不思議な夢ばかりを見る彼女は今日もプールに飛び込む。
雨が降っても嵐が来ても、彼女は夏が続くかぎり泳ぎ続ける。
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たたりの長編物語を。
今日もたたりワールド全開で行きます。


「二十歳の学生服」


灰色の空 ボロボロのかかし
崩れた煉瓦 土をひっくり返した畑。白塗りに学生服を着た二十歳の男女が廃墟となった町を歩いている。


男女はつい最近別れたばかり、2人は行くあてもなく、廃墟となった町を歩き続けた。
街灯が倒れ、Xという文字を作り出している。


燃えて溶けたランプは、アスファルトの上で、いろんな色と混ざり合い汚い色から美しい色まで、沢山星のように散らばっている。


男女は一言も話さず、ボロボロになった遊園地に入り、骨を剥き出しにしている、観覧車の中に入った。やがてポツポツと雨が降り出し、女は泣いた。


男は女の泣いている姿を抱きしめてやる事もハンカチを渡す事も出来ず、静かな雨を見つめていた。別れとは、過去のようにはいかないのだ。


男は立ち上がり、目の前にあったゴーカートに乗った。
女も立ち上がり隣に座った。
壊れたゴーカートは、エンジンもつくはずが無いのに、2人は乗った。


しばらく2人は園内を見渡していた。ショートパンツから見える女の太ももに、一匹の蝿が止まった。女は蝿を手で払い、男は女の素振りを見つめていた。


男は太ももに触れたいのだろうか?女の太ももを見つめている。
女は男の唇を見つめている。
雨が強くなり2人はまた観覧車に戻った。


男は体を震わせ、女の指を口に運び舐めまわした。
女は抵抗せずに、外を見つめ、男に指を舐めさした。


男は観覧車の管理室に向かい、ボタンを押した。すると観覧車は、ネオンを点滅させ動き出した。
男は急いで飛び乗り、女の太ももにキスをした。


女は男の頭をゆっくりと優しく撫でて、微笑みを浮かべた。
男は唇と鼻をゆっくりと、女の股関に重ね女の匂いを感じた。


観覧車はゆっくりと動く。
遠くに廃墟となった町並みが
灰色に包まれ、雨に濡れて黒く、悲しみで溢れていた。


そんな事を思いつつ、女は男の舌に快感を覚え、体をぴくぴくと震わしている。男は女の色とりどりの星柄布生地をゆっくりと脱がし、生暖かい女の入口に舌を滑り込ませた。


男の舌が入口を出入りする度、糸をひき、びくびくと女に伝わる刺激が、2人の別れをなかった事に運び込もうとしていた。


男は舌を上下に動かし、そして吸いつく。時に激しく、優しく、上手くコントロールしていく男。
女は、太ももを震わせ閉じようとするが男は手でおさえ、舌を奥にぬめりと押し込んだ。


女はぞくぞくと何かが来るのを感じ、男を無理矢理離そうとしたが、男の舌は女の心をつかんでいた。女は飛んだ。勢いよく。
そして壊れた扉から、ゴーカートのある方へおちていった。


男は、観覧車の骨組を空中ブランコをしているかのように、次々と飛び越え、女を抱きしめようとしたが、女は臓物をちらつかせ、ゴーカートの上に咲いた。


するとゴーカートは、走り出し、コース内をぐるぐると周り出した。女の顔は、にやりと微笑みを浮かべ男と灰色の空を見つめていた。


男は、女に金色シャワーをかけ、校歌を歌った。
すると少年の頭の上を飛行機が飛び越え、廃墟の街並みに、墜落した。


完



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今晩わ。
名前を変更しました。
今回は僕の作品 女装少年記を。僕はホラーの他にあっち系の漫画やイラストも描いています。
よろしくお願いします。

漫画では、ただの男女物語ではつまらないので、女装少年の愛をテーマにしています。
結構萌る女装少年愛。
他の作品とは違う独特な世界が見られます。

よろしくお願いします。
イラストは女装少年。