もしもまだ願いが一つ叶うとしたら…
そんな空想を広げ
一日中ぼんやり過ごせば
月が濁っている 一晩 君を待っている
そしてひねり出した答えは

ゆきりん、君が好き
僕が生きるうえで
これ以上の意味はなくたっていい

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夜の淵 アパートの脇
くたびれた自販機で二つ 缶コーヒーを買って

僕の手がゆきりんの涙拭えるとしたら
それは素敵だけど
ゆきりんもまた僕と似たような
誰にも踏み込まれたくない
領域を隠し持っているんだろう

ゆきりん、君が好き
この響きに 潜んでる温い惰性の匂いがしても
繰り返し 繰り返し
煮え切らないメロディに添って 思いを焦がして

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歩道橋の上には 見慣れてしまった
濁った月が浮かんでいて
時間を重ねていく僕らに
あぁ 空しく何かを訴えている

ゆきりん、君が好き
僕が生きるうえで
これ以上の意味はなくたっていい

photo:03



握手会 ゆきりんを待ち
行き場のない 想いがまた夜空に浮かんで


ゆきりんが好き ゆきりんが好き
煮え切らないメロディに添って
思いを焦がして




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