山西省運城の旅 ①Day1 セントレアから直行便で運城へ    







1.運城市とは
2.深圳航空の運城〜セントレア線
3.運城塩湖空港とは
4.セントレアから運城到着まで







8月2日、深圳航空は運城ーセントレア(中部国際空港)線を開設しました!これは意外な路線ですね。山西省は魅力的な観光地が多く、およそ10年前にかなり回りました。この機会に再訪してみたいと思います。






 1.運城市とは




運城とは山西省南部にある都市で、三国志の関羽の故郷です。西と南が黄河に面しています。運城市の面積は14,182平方キロメートルで、山西省に占める面積割合は約9%です。ちなみに福島県(13,784平方キロ)や長野県(13,561平方キロ)より少し広いくらいです。中国の市は日本の感覚で見ると非常に広大な行政区域なので、注意が必要です。常住人口は約470万人。



山西省の南端に位置しており、河南省と陝西省に隣接しています。







黄河は内モンゴルから南下して、キュッと折れ曲がり東へ流れていくのですが、ちょうど折れ曲がった内側が運城です。黄河を界に西が陝西省、南が河南省です。西安や洛陽からも近いことがわかります。特に西安は高速鉄道で乗り換えなしで1時間ほどなので、帰りは西安から日本へ帰るのもおすすめ。










 2.深圳航空の運城〜セントレア線



フライトスケジュールですが、深圳航空のセントレアー深圳線が毎日運行から、水・金・日に減便されてしまいましたが、その減便の枠を使って月・火・木・土の週4便の運航です。機材はA320のようです。      




(フライトスケジュール)  

ZH751 運城9:10ーセントレア14:00  月・火・木・土 

ZH752 セントレア15:00ー運城18:00  月・火・木・土






8月12日にセントレアから運城、16日に運城からセントレア。4泊5日で運城を回ってこようと思います。運賃は往復で51,590円でした。お盆休みのハイシーズンなのでお高めでしたが、他の人気都市に比べればだいぶ安いと思います。








 3.運城塩湖空港とは



2024年の旅客数は約255万人で、中国国内で第68番目。決して大きな空港ではないですが、日本に当てはめると17位の石垣空港(約268万人)、18位の高松空港(約213万人)の間くらいです。国際線(港澳台含む)は2024428日にバンコク線、1112日に香港線、1212日にクアラルンプール線をそれぞれ開設。そして、202582日に4番目の路線としてセントレア線が就航しました。 3200m滑走路1本、ボーディングブリッジ13基。






 4.セントレアから運城到着まで



812日のセントレアT1。お盆の時期とはいえ、国際線は1時間あたり34便でキャパ的には十分すぎる余裕があります。









15:00発のZH752 運城行きのチェックインカウンターには15名ほどか列を作っていました。私はオンラインチェックインで座席指定済みなので!14:00と遅めに行きました。もしかしたらすでに多くの人はチェックインを終えて制限エリアに入っているのかもしれません。











現地報道によると初便は初めて日本に行くという団体観光客がメインでほぼ満員だったそう。初日だけかと思ったら本日812日も満席!運城だけではなく、周辺都市も含めたらそれなりの需要はあるみたいです。








満席でも比較的スムーズに搭乗が終わり、出発かと思いきや、いきなり機長アナウンスがなって1時間出発が遅れるとのこと。周りが少しざわつきました。何人かがCAさんに質問していましたが、CAさんによると『上海付近の空域が飛行できなくて、出発時間を遅らせる』とのこと。悪天候でもないのになんでだろう?と思い調べたら、どうやら空軍の演習で沿海部の空域が規制されてるよう。定時で出発したら、演習空域の規制時間にちょうど当たるので、1時間ずらしたのでしょう。中国ではよくあることなので、中国人は誰も文句は言ってませんでした。







ごく普通の機内食。可もなく不可もなく。








予定より1時間遅れて、運城塩湖国際空港に到着しました。







新しい空港ですが、国際線エリアは非常に小さいです。バンコク、クアラルンプール、香港路線がありますが、毎日就航してるわけではないので、今日の国際線は名古屋便のみ。








正直、初心者にはおすすめしません。イミグレが過去一の厳しさ。ビザ免除が停止されていた時期、トランジットビザ免除を使ってましたが、それよりも厳しかった。運城に何しにきたんだとずっと質問されました。なんとか切り抜けましたが、運城のイミグレは厳しい。中国に来すぎてる自分の問題な可能性もありますので、参考程度に。








運城の中心部、鼓楼の近くにあるアイフィールホテル(運城南風広場解放南路)に宿泊。口コミが良いのに安かったので選びました。







4泊朝食込みで11,000円!!一泊あたり3,000円もしません。それでこの部屋なら大満足。評価が高いだけのことはあり、コスパ最高!









初日はゆっくり休んで、明日からの観光に備えます。運城も連日37〜8度らしく体力を消耗しそうなので。



(つづく)