7/13 北原里英「新・幕末純情伝 FAKE NEWS」@紀伊國屋ホール | 現場とアイドルと劇場と私

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高めから低めまで、好球は見逃さないw
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北原里英主演の「新・幕末純情伝FAKE NEWS」@紀伊國屋ホール。

北原里英の「けんどん」(注)から自分の48史が始まったオタクとしては、この演目は、外すわけにはゆかない。

(注)
小嶋陽菜、北原里英、高城亜樹による2009年8月15日『AKB48 分身の術ツアー』の「ハート型ウイルス」シャッフルバージョンにおける北原里英の「いい人だとはわかったけ(ン)ド(ン)」。
とはいえ、この日は、開演直前までロビーでウダウダしてたらNGTメンバーが大挙して入ってきて、とりわけ荻野由佳が、自分の座っていたソファーの隣のソファーに座っていた数秒間。
これほどの贈り物を届けてくれたアイドルの神様に、心から感謝した数秒間である(おぎゆか生誕は1年目の2016年しか行ってないのだが><)。

その時間から、既に、自分も、元AKBの北原ではなく、元NGTの北原として、完全にNGT目線で観ることになったのでした。
最初に登場したファーストシーンのスレンダーなシルエットとド迫力な目力のカッコ良さに、思わず目を見張ると同時に背中をのけ反らせて、はぁ~っと、唸ってしまいました。
最高にスタイリッシュな沖田総司である。
そのファーストインプレッションを最後まで継続して疾走した演技でした。

ではあるのだが、それに加えて新潟目線だと、「新潟に新たな居場所を見つけた北原が孤軍ではないにしても奮闘努力してNGTを今の隆盛にまで引き上げた功労者としてのその栄光の蔭には人知れず流した涙の量と孤独の深さは生半可でないわけがない」のだから、泣けて泣けて仕方ない筋書きな訳で、もちろん、北原さんが、どのくらい舞台の上で出来るのか、なんてことは、見る前からよく分かっていて、「分かっていましたよ」という感想なんだが、それは、川栄李奈の「AZUMI」を観た時と全く同じになってしまいながらも、それでもやっぱり、よくぞ期待に違わず頑張ったナア、としみじみしないわけにはゆかないのでした。
「北原ダイヤモンド」を引き合いに出すまでもなく、この人に残された道は、演技の世界か、バラエティの世界にしかないのだし(ひとり北原だけの話しではないけど)、一先ずファーストステージを乗り越えたことに、とにかく、一先ず、良かったと心から思う次第です。
ポテンシャル的には、文字の世界、文章の方もキラリと光る才が潜在していて、知る人ぞ知る書き手なのだから、元?文学少女としての創作表現の方も期待したいところであります。

推しマイm(._.)m