鳥取県警は16日、車の窓ガラスを割ったとする器物損壊容疑の現行犯で、20代の会社員男性を誤認逮捕していたことを明らかにした。逮捕は14日。男性は即日釈放された。
県警によると、14日午前2時25分ごろに110番があり、米子署員が米子市内の現場路上に駆け付け、窓ガラス2枚が割れた運転代行の車を見つけた。現場には男性らのグループがおり、運転手が「男性が助手席に乗り込んで暴れ、ガラスを割った」と話したため、署員は男性を現行犯逮捕した。
男性は「身に覚えがない」と否認。その後の捜査で、飲食店従業員ら複数の目撃者が、別の男性が割ったと証言したため、同署は逮捕の約2時間後に釈放した。
男性と知人3人のグループは店で飲酒した後、運転代行を呼んだ。男性らは酔って騒いでいたといい、騒然とした中で窓ガラスが割られたという。
枡本慎二県警捜査1課長の話 このようなことが二度と起こらないよう指導を徹底し、再発防止に努める。
証言だけでは、犯行をした証拠にはならない。まずは任意同行や任意聴取から始め容疑を認めたら逮捕。否認したりアリバイがあれば帰すようにしなえればいけませんね。でもその前に付近の聞き込みをするべきでしょう。現場にいたから現逮はいけませんね。まぁ再発防止に努めると言っても本当に努めるのでしょうか?これは鳥取県警というより警察全体・各種捜査機関全体で再発予防に努めるべきでしょう。事件が起きればまずは初動捜査が大切ですね。
誤認逮捕された人にとっては大迷惑な事件ですね。