森永製菓(東京都港区)は13日、チューイングキャンディー「ハイチュウ」にゴム手袋の破片が混入していたと発表した。計91万個に混入した可能性があるという。同社は自主回収をしているが、多くが消費されているとみられ、回収可能な商品は27万個程度という。同社によると、ゴム片が混入した可能性があるのは、賞味期限が平成21年6月の12粒ハイチュウ・グレープとグリーンアップルの一部。7月28、29日に兵庫県の塚口工場で製造された商品という。混入したゴム片は小さく、食べても消化されず排泄(はいせつ)されるため、健康に直接影響はないという。
8月27日からこれまでに、消費者から同社に28件の苦情などがあり、調査をしたところ、ハイチュウの粒に平均約1センチ四方のゴム片が入っていたことが確認されたという。
同工場で、ハイチュウを製造中、釜にこびりついた原料のあめを、作業員がゴム手袋をしてヘラではがす作業の際に、手袋の一部がはがれて、混入したとみられる。
同社は、9月の段階で手袋のゴム混入が原因と分かっていたが、混入した商品数が少なかったため、公表を控えていた。しかし、10月末になっても混入が続いたため、公表した。
こちらが問題になった製品
ハイチュウ グリーンアップル(上)
ハイチュウ グレープ (下)
尚、お客様がお持ちのハイチュウがこの度の該当商品になるかのご確認を下記サイトにて
ご面倒ですが御調べください。
森永製菓公式ホームページ