第56回徳島駅伝(徳島陸協、徳島県、徳島新聞社主催)最終日は6日、三好市・阿波池田駅前から徳島市幸町・新聞放送会館別館前までの北方コース(33~43区=11区間72・5キロ)で行われ、鳴門が3時間47分59秒の首位でゴールし、3日間通算(43区間257・3キロ)14時間3分3秒として2年ぶり29度目の総合優勝を果たした。初日から3日間、首位を守っての完全制覇。15分40秒差の2位には前回優勝の徳島が入った。海部が3位に浮上し、4位は小松島だった。
午前7時半、15郡市のランナーは俵徹太郎三好市長の号砲で阿波池田駅前をスタート。晴れ、気温1・5度、西南西1・8メートルの風の中、高校生ランナーがこの日のスタート区間33区で競った。連覇へ闘志をみせる徳島の上村和生(美馬商高)が区間トップで入り、首位鳴門との差を縮めたが、その後の長距離区間で離された。
実業団選手をそろえる鳴門は長距離区間を中心に11区間中5区間を制し、貫禄(かんろく)をみせた。14・4キロの大会最長38区は昨年に続き鳴門の山岡雅義(大塚製薬陸上部)が従来の記録42分51秒を36秒上回る42分15秒の区間新をマークし制した。最終区では末吉勇(同)が痛めた左足をかばいながらゴールした。
3位を海部と小松島が激しく争った。38区で海部の浜克徳(大東大)が逆転してリードを奪うと、最後は6分2秒差をつけてゴールに駆け込んだ。13年ぶりの表彰台を狙った小松島は4位だった。
5位に板野、6位に美馬市、7位に阿南、8位に美馬郡が入った。9位以下は三好郡、吉野川、那賀、名西、勝浦、阿波、三好市の順だった。
午前7時半、15郡市のランナーは俵徹太郎三好市長の号砲で阿波池田駅前をスタート。晴れ、気温1・5度、西南西1・8メートルの風の中、高校生ランナーがこの日のスタート区間33区で競った。連覇へ闘志をみせる徳島の上村和生(美馬商高)が区間トップで入り、首位鳴門との差を縮めたが、その後の長距離区間で離された。
実業団選手をそろえる鳴門は長距離区間を中心に11区間中5区間を制し、貫禄(かんろく)をみせた。14・4キロの大会最長38区は昨年に続き鳴門の山岡雅義(大塚製薬陸上部)が従来の記録42分51秒を36秒上回る42分15秒の区間新をマークし制した。最終区では末吉勇(同)が痛めた左足をかばいながらゴールした。
3位を海部と小松島が激しく争った。38区で海部の浜克徳(大東大)が逆転してリードを奪うと、最後は6分2秒差をつけてゴールに駆け込んだ。13年ぶりの表彰台を狙った小松島は4位だった。
5位に板野、6位に美馬市、7位に阿南、8位に美馬郡が入った。9位以下は三好郡、吉野川、那賀、名西、勝浦、阿波、三好市の順だった。