恋愛は人が人を好きになることですが、その意味合いが小さい子供の場合、思春期から青年期の場合、中年期から壮年期の場合、老年期の場合でかなり違います。

恋愛と友情の差というのは、主として相手に対する独占欲(独占意識)と性欲にあります。どんなに親しくていつも手を握って歩いているような相手でも性欲がなければ、恋愛よりは友情に近いでしょう。相手に対する性欲は小さい子供の場合は、性欲自体がまだ自分でよく分かっていないため、お兄さん・お姉さんたちのしているのを見てたぶんに想像で補っている部分が多いですし、また実際に相手に対して性欲を抱いても、それをどう解消すればよいのかがよく分かっていません。そこでキスしたりするくらいで結構満足してしまいます。

思春期から青年期の場合、恋愛はそれがそのまま結婚に直結しやすいので、恋愛の対象として結婚するのにふさわしい相手を選ぼうとする傾向が出てきます。中年期から壮年期に掛けてはお互いに独身であったとしても無理して結婚しなくてもいいという気持ちがあるので相手と仲良く過ごせるかどうかが大きなポイントになります。老年期になると一緒にいて心地よい相手を選ぼうとします。

一般に恋愛は男性と女性の間で発生しやすいですが、男性同士・女性同士で恋愛をすることもあります。小学校・中学校の性教育では一般に男女間の性交についてしか触れませんが、男性同士・女性同士で恋愛した場合は、男性同士・女性同士で性交する場合もあります。