戦国時代の女達と言うと
濃姫
ご存知蝮こと斎藤道三の娘です。
信長に嫁ぐ時父道三より懐剣を貰い受け『次第によってはこれで信長を刺せ』と父道三から言われ、『場合によっては、これで父上を刺すことになるかもしれません』と返してます。すげ～です。信長もそれを承知で嫁に迎えてます。この濃姫、歴史の表舞台には殆ど出て来ません。そして最期も謎です。
お市の方
言わずと知れた戦国絶世の美女です。
信長の妹であり、政略結婚で浅井長政に
嫁ぎ、その夫長政を兄信長に討たれ、してその後は柴田勝家に嫁ぎ、最期は秀吉に討たれ、越前北の庄で自害してます。
三人の娘、長女の茶々は秀吉の側室、次女の初は京極高次の正室、三女の江は徳川秀忠の正室となり、後に春日局と激しい権力争いをしたのは有名です。敗れましたが。
高台院（ねね）
秀吉の正室です。
足軽の娘から天下人の妻となりました。
夫婦揃ってサクセスストーリーですね。
秀吉は多勢の側室を抱える好き者です。
その多くの側室をコントロールしていたねね様はたいしたもんです。
京都東山にある高台寺にねねの木像がありますが、その下にねね様のご遺体が安置されてます。
お松様
前田利家の正室
お松様が居なければ加賀百万石はなかったでしょうねぇ～。秀吉が光秀を討つために毛利攻めから中国大返しを決行する時にねねは金作に走ります。前田家に打診したところお松様は有り金全部差し出したそうです。それを知った利家は叱責します。が、お松様は『銭など、また稼げはよい！』と。トホホ～な話ですが、この一件が加賀百万石の礎となったんですねぇ～。
他にも沢山居ますが、女達の活躍無くして
夫の出世は語れません。
次回は天下の治めかた
