【AKB48／モデルプレス＝2月11日】AKB48の16期研究生が11日、東京・秋葉原のAKB48劇場にて劇場公演初日を迎えた。本公演に先立って行われた公開ゲネプロの様子をレポートする。
チームA公演名曲を織り交ぜたセットリスト
昨年12月8日に行われた「AKB48 劇場オープン11 周年特別記念公演」でお披露目され、先月18日にはTOKYO DOME CITY HALLにて単独コンサート「AKB48・16期生コンサート～AKBの未来、いま動く～」を成功させた16期研究生がついに公演をスタートさせた。
メンバーで一番身長が高い浅井七海（あさい・ななみ）の影アナで開幕すると、「PARTYが始まるよ」で元気いっぱいにスタート。それぞれ鮮やかな色で分けられたセーラー風衣装に身を包んだ19人は、「Dear My teacher」「会いたかった」「Only today」と初期チームA公演の名曲を立て続けに披露。お披露目公演でも「会いたかった」「渚のCHERRY」でセンターに立ったショートカットの田口愛佳（たぐち・まなか）が、主にセンターポジションに立ち、最初のMCでも挨拶を担当。「今日の公演では、私たち16期の魅力をたくさん知ってもらって、少しでも16期のファンになってもらえたら良いなと思います」と意気込みを語った。
ユニット曲パートは、田口と佐藤美波（さとう・みなみ）のWセンターによる「スカート、ひらり」で初々しいパフォーマンスを見せると、「あなたとクリスマスイブ」では長身の浅井と山内瑞葵（やまうち・みずき）が伸びやかなハーモニーを響かせ、大人っぽくしっとりと魅了。王道アイドルソング「ガラスのI LOVE YOU」は鈴木くるみ（すずき・くるみ）、田屋美咲（たや・みさき）、播磨七海（はりま・ななみ）の小学生メンバー3人に、中学1年生の野口菜々美（のぐち・ななみ）が加わった顔ぶれでフレッシュさ全開。
また、ブラックを基調としたセクシーな衣装で歌う「黒い天使」は、チームK武藤十夢の妹の武藤小麟（むとう・おりん）がセンターを務め、黒須遥香（くろす・はるか）と安田叶（やすだ・かな）と息ぴったりにダークな世界観を作り上げる。「ハート型ウイルス」は、腰まであるロングヘアが特徴的な道枝咲（みちえだ・さき）を長友彩海（ながとも・あやみ）と山根涼羽（やまね・すずは）がサイドで固め、キュートな仕草で観客の心を次々と掴んでいった。
MCでは、黒須が「黒い天使」での小麟との手を掴んで至近距離でマイクを向け合う印象的な振りに苦労したことを回顧。長友は「ハート型ウイルス」を思い返し、「釣り師のずんちゃん（山根）が強敵なので苦戦しました、研究しました」と明かした。
後半の全体曲は、主に佐藤、田口がセンターポジションに立ち、「涙売りの少女」では梅本和泉（うめもと・いずみ）がセリフを担当。
MCは田屋が「オーマイガットトゥギャザー！」とシャンプーハットこいでのモノマネを全力で披露し、小学生らしい一面で会場を沸かせるなど、メンバーの素顔が垣間見れる時間に。
そして、アンコールは「RIVER」「ファーストラビット」「桜の花びらたち」で終演。最後は黒須が「こうして19人全員でパフォーマンスできることがとても恵まれていて、その恵まれている環境に甘えすぎず、また感謝しながら前進していきますのでその姿をまた劇場に見に来て下さい」と伝え、ステージを後にした。
19人という大所帯ながら、それぞれが個性を最大限に発揮し、堂々としたパフォーマンスを見せてくれた。
特に真ん中に立つことが多かった田口はこれまでの48グループ、乃木坂46グループの数々の歴代センターメンバーを彷彿とさせるショートカットが抜群に目を惹き、パフォーマンスも申し分ない。往年のアイドルのような古風な顔立ちは幅広い層から、人気を集めそうだ。
同じく「RIVER」のイントロなど、重大な役割を与えられることが多かった佐藤は、まだまだパフォーマンスは初々しいが、弾ける笑顔が魅力的。これからの伸びしろに大いに期待したくなる不思議と惹きつけられる存在だった。
また、武藤十夢の妹ということですでに多くの注目を浴びている小麟は、自己紹介で「どのポジションにいても私だと分かるくらい大きく踊るので是非見つけて下さい」とアピールしたように、ダイナミックなパフォーマンスで存在感抜群。
さらに、長友から「釣り師」キャラクターであることが明かされた山根も、アイドル性が際立っており、劇場や握手会で落とされるファンが続出しそう。「小池」では、かつてAKB48では篠田麻里子、NMB48では山田菜々が担当した長セリフを担当し、堂々としたセリフ回しで役に入り込んでいた。
このほか、高身長で魅せるパフォーマンスが目立つ浅井や山内、本間麻衣、正統派美少女の庄司なぎさや稲垣香織、パワフルなダンスがチーム全体を盛り上げてくれる前田彩佳など、粒ぞろいの19人。これからどんな活躍で11年目を迎えたトップアイドルグループの歴史に名を刻むか、楽しみにしたい。（modelpress編集部）
浅井七海（あさい・ななみ）／2000年5月20日生まれ／16歳／神奈川
稲垣香織（いながき・かおり）／1997年10月31日／19歳／岡山
梅本和泉 （うめもと・いずみ）／1998年10月16日／18歳／山口
黒須遥香（くろす・はるか）／2001年2月28日／15歳／埼玉
佐藤美波（さとう・みなみ）／2003年8月3日／13歳／神奈川
庄司なぎさ（しょうじ・なぎさ）／2000年10月29日／16歳／北海道
鈴木くるみ（すずき・くるみ）／2004年9月2日／12歳／東京
田口愛佳（たぐち・まなか）／2003年12月12日／13歳／神奈川
田屋美咲（たや・みさき）／2004年7月14日／12歳／東京
長友彩海（ながとも あやみ）／2000年11月2日／16歳／神奈川
野口菜々美（のぐち ななみ）／2003年9月17日／13歳／神奈川
播磨七海（はりまななみ）／2004年8月2日／12歳／千葉
本間麻衣（ほんま・まい／2002年9月6日／14歳／東京
前田彩佳（まえだ・あやか）／2000年12月18日／16歳／神奈川
道枝咲（みちえだ・さき）／2003年12月20日／13歳／神奈川
武藤小麟（むとう・おりん）／2000年7月22日／16歳／東京
安田叶（やすだ・かな）／2002年3月11日／14歳／埼玉
山内瑞葵（やまうち・みずき）／2001年9月20日／15歳／東京
山根涼羽（やまね・すずは）／2000年8月11日／16歳／兵庫
0．overture
1．PARTYが始まるよ
2．Dear My teacher
3．会いたかった
4．Only today
MC
5．スカート、ひらり（田口、前田、庄司、佐藤、梅本、稲垣、本間）
6．あなたとクリスマスイブ（浅井、山内）
7．ガラスのI LOVE YOU（鈴木、田屋、野口、播磨）
8．黒い天使（武藤、黒須、安田）
9．ハート型ウイルス（道枝、山根、長友）
MC
10．小池（山根、梅本、佐藤、庄司、田口、道枝、安田、山内）
11．制服が邪魔をする
12．涙売りの少女
MC
13．未来の扉
アンコール
14．RIVER
15．ファーストラビット
MC
16．桜の花びらたち
※アンコール後3曲は平日は16人
昨年12月8日に行われた「AKB48 劇場オープン11 周年特別記念公演」でお披露目され、先月18日にはTOKYO DOME CITY HALLにて単独コンサート「AKB48・16期生コンサート～AKBの未来、いま動く～」を成功させた16期研究生がついに公演をスタートさせた。
メンバーで一番身長が高い浅井七海（あさい・ななみ）の影アナで開幕すると、「PARTYが始まるよ」で元気いっぱいにスタート。それぞれ鮮やかな色で分けられたセーラー風衣装に身を包んだ19人は、「Dear My teacher」「会いたかった」「Only today」と初期チームA公演の名曲を立て続けに披露。お披露目公演でも「会いたかった」「渚のCHERRY」でセンターに立ったショートカットの田口愛佳（たぐち・まなか）が、主にセンターポジションに立ち、最初のMCでも挨拶を担当。「今日の公演では、私たち16期の魅力をたくさん知ってもらって、少しでも16期のファンになってもらえたら良いなと思います」と意気込みを語った。
「あなたとクリスマスイブ」「黒い天使」…名曲ユニットで魅せる
ユニット曲パートは、田口と佐藤美波（さとう・みなみ）のWセンターによる「スカート、ひらり」で初々しいパフォーマンスを見せると、「あなたとクリスマスイブ」では長身の浅井と山内瑞葵（やまうち・みずき）が伸びやかなハーモニーを響かせ、大人っぽくしっとりと魅了。王道アイドルソング「ガラスのI LOVE YOU」は鈴木くるみ（すずき・くるみ）、田屋美咲（たや・みさき）、播磨七海（はりま・ななみ）の小学生メンバー3人に、中学1年生の野口菜々美（のぐち・ななみ）が加わった顔ぶれでフレッシュさ全開。
また、ブラックを基調としたセクシーな衣装で歌う「黒い天使」は、チームK武藤十夢の妹の武藤小麟（むとう・おりん）がセンターを務め、黒須遥香（くろす・はるか）と安田叶（やすだ・かな）と息ぴったりにダークな世界観を作り上げる。「ハート型ウイルス」は、腰まであるロングヘアが特徴的な道枝咲（みちえだ・さき）を長友彩海（ながとも・あやみ）と山根涼羽（やまね・すずは）がサイドで固め、キュートな仕草で観客の心を次々と掴んでいった。
MCでは、黒須が「黒い天使」での小麟との手を掴んで至近距離でマイクを向け合う印象的な振りに苦労したことを回顧。長友は「ハート型ウイルス」を思い返し、「釣り師のずんちゃん（山根）が強敵なので苦戦しました、研究しました」と明かした。
小学生メンバーがモノマネ披露
後半の全体曲は、主に佐藤、田口がセンターポジションに立ち、「涙売りの少女」では梅本和泉（うめもと・いずみ）がセリフを担当。
MCは田屋が「オーマイガットトゥギャザー！」とシャンプーハットこいでのモノマネを全力で披露し、小学生らしい一面で会場を沸かせるなど、メンバーの素顔が垣間見れる時間に。
そして、アンコールは「RIVER」「ファーストラビット」「桜の花びらたち」で終演。最後は黒須が「こうして19人全員でパフォーマンスできることがとても恵まれていて、その恵まれている環境に甘えすぎず、また感謝しながら前進していきますのでその姿をまた劇場に見に来て下さい」と伝え、ステージを後にした。
記者が選ぶ注目メンバーは…
19人という大所帯ながら、それぞれが個性を最大限に発揮し、堂々としたパフォーマンスを見せてくれた。
特に真ん中に立つことが多かった田口はこれまでの48グループ、乃木坂46グループの数々の歴代センターメンバーを彷彿とさせるショートカットが抜群に目を惹き、パフォーマンスも申し分ない。往年のアイドルのような古風な顔立ちは幅広い層から、人気を集めそうだ。
同じく「RIVER」のイントロなど、重大な役割を与えられることが多かった佐藤は、まだまだパフォーマンスは初々しいが、弾ける笑顔が魅力的。これからの伸びしろに大いに期待したくなる不思議と惹きつけられる存在だった。
また、武藤十夢の妹ということですでに多くの注目を浴びている小麟は、自己紹介で「どのポジションにいても私だと分かるくらい大きく踊るので是非見つけて下さい」とアピールしたように、ダイナミックなパフォーマンスで存在感抜群。
さらに、長友から「釣り師」キャラクターであることが明かされた山根も、アイドル性が際立っており、劇場や握手会で落とされるファンが続出しそう。「小池」では、かつてAKB48では篠田麻里子、NMB48では山田菜々が担当した長セリフを担当し、堂々としたセリフ回しで役に入り込んでいた。
このほか、高身長で魅せるパフォーマンスが目立つ浅井や山内、本間麻衣、正統派美少女の庄司なぎさや稲垣香織、パワフルなダンスがチーム全体を盛り上げてくれる前田彩佳など、粒ぞろいの19人。これからどんな活躍で11年目を迎えたトップアイドルグループの歴史に名を刻むか、楽しみにしたい。（modelpress編集部）
AKB4816期研究生19人プロフィール
浅井七海（あさい・ななみ）／2000年5月20日生まれ／16歳／神奈川
稲垣香織（いながき・かおり）／1997年10月31日／19歳／岡山
梅本和泉 （うめもと・いずみ）／1998年10月16日／18歳／山口
黒須遥香（くろす・はるか）／2001年2月28日／15歳／埼玉
佐藤美波（さとう・みなみ）／2003年8月3日／13歳／神奈川
庄司なぎさ（しょうじ・なぎさ）／2000年10月29日／16歳／北海道
鈴木くるみ（すずき・くるみ）／2004年9月2日／12歳／東京
田口愛佳（たぐち・まなか）／2003年12月12日／13歳／神奈川
田屋美咲（たや・みさき）／2004年7月14日／12歳／東京
長友彩海（ながとも あやみ）／2000年11月2日／16歳／神奈川
野口菜々美（のぐち ななみ）／2003年9月17日／13歳／神奈川
播磨七海（はりまななみ）／2004年8月2日／12歳／千葉
本間麻衣（ほんま・まい／2002年9月6日／14歳／東京
前田彩佳（まえだ・あやか）／2000年12月18日／16歳／神奈川
道枝咲（みちえだ・さき）／2003年12月20日／13歳／神奈川
武藤小麟（むとう・おりん）／2000年7月22日／16歳／東京
安田叶（やすだ・かな）／2002年3月11日／14歳／埼玉
山内瑞葵（やまうち・みずき）／2001年9月20日／15歳／東京
山根涼羽（やまね・すずは）／2000年8月11日／16歳／兵庫
セットリスト
0．overture
1．PARTYが始まるよ
2．Dear My teacher
3．会いたかった
4．Only today
MC
5．スカート、ひらり（田口、前田、庄司、佐藤、梅本、稲垣、本間）
6．あなたとクリスマスイブ（浅井、山内）
7．ガラスのI LOVE YOU（鈴木、田屋、野口、播磨）
8．黒い天使（武藤、黒須、安田）
9．ハート型ウイルス（道枝、山根、長友）
MC
10．小池（山根、梅本、佐藤、庄司、田口、道枝、安田、山内）
11．制服が邪魔をする
12．涙売りの少女
MC
13．未来の扉
アンコール
14．RIVER
15．ファーストラビット
MC
16．桜の花びらたち
※アンコール後3曲は平日は16人
今日から16期研究生公演が始まりました。MCは初々しさがありましたがパフォーマンスは全体的には良かったと思います。
チームAの曲が中心になったのが印象的です。ぱるるが卒業してこじはるがまもなく卒業してなーにゃも卒業するのでチームA再建のためにチームAが似合うメンバーを育てるという意味合いがあるのかもしれません。
明日も16期研究生公演があって2月はこじまつりのリハーサルがあるので来週末は16期研究生公演が多く組み込まれています。まだ地方に在住する研究生がいるので3月末や4月上旬には公演数が増えていくのではと思います。
劇場公演をたくさんこなして夏か秋頃には早く昇格するメンバーが出てくるかに先輩達と劇場で直接パフォーマンスして共演する機会が近いうちにあるのか注目します。