■広島勢は最多4人

 セ・パ両リーグの守備のスペシャリストに贈られる「第45回三井ゴールデン・グラブ賞」の受賞者が8日、発表された。

 

■巨人から3人

 セ・リーグの投手部門では巨人の菅野が2位の広島・野村祐輔(27)に82票の差をつける137票を集めて初受賞した。二塁手部門では広島の菊池が、両リーグ通じて最多となる257票を集めて4年連続4度目の受賞。2年連続トリプルスリー(打率3割、30本塁打、30盗塁)を達成したヤクルト・山田哲人(24)は2位7票で、250票の大差がついた。広島勢は石原、丸、鈴木も受賞。1チーム4人受賞は、両リーグ通じて最多だった。また巨人の坂本が遊撃手部門で初受賞した。ヤクルトと阪神は受賞者なしだった。

 パ・リーグは、日本一になった日本ハムから大野、中田、陽岱鋼の3人が選ばれた。外野手部門では、オリックスの糸井が、受賞選手の中で両リーグ最多となる7度目(2年ぶり)の受賞となった。

■セ・リーグ

▽投手 巨人・菅野智之(27)=初受賞
▽捕手 広島・石原慶幸(37)=初受賞
▽一塁手 DeNA・ホセ・ロペス(32)=3年ぶり2度目
▽二塁手 広島・菊池涼介(26)=4年連続4度目
▽三塁手 巨人・村田修一(35)=2年ぶり3度目
▽遊撃手 巨人・坂本勇人(27)=初受賞
▽外野手 広島・丸佳浩(27)=4年連続4度目
中日・大島洋平(30)=3年連続5度目
広島・鈴木誠也(22)=初受賞

■パ・リーグ

▽投手 ロッテ・涌井秀章(30)=2年連続4度目
▽捕手 日本ハム・大野奨太(29)=初受賞
▽一塁手 日本ハム・中田翔(27)=2年連続2度目
▽二塁手 楽天・藤田一也(34)=2年ぶり3度目
▽三塁手 ソフトバンク・松田宣浩(33)=4年連続5度目
▽遊撃手 ソフトバンク・今宮健太(25)=4年連続4度目
▽外野手 西武・秋山翔吾(28)=2年連続3度目
日本ハム・陽岱鋼(29)=2年ぶり4度目
オリックス・糸井嘉男(35)=2年ぶり7度目
カッコ内は年齢。

■選考基準について

 同賞は、全国の新聞、通信、放送各社の取材経験5年以上のプロ野球担当記者の投票で行われる。有効投票者数はセ265、パ248。選考基準は以下の通り。
 ▽投手 規定投球回(143イニング)に達しているか、チーム試合数の3分の1(47試合)以上の登板。
 ▽捕手 捕手としてチーム試合数の半分(71試合)以上出場。
 ▽内野手 1つのポジションでチーム試合数の半分以上出場。
 ▽外野手 外野手としてチーム試合数の半分以上出場。

 

(スポーツ報知より)

 

「守備のベストナイン」と呼ばれるゴールデングラブ賞ですが巨人の不動のショートの坂本選手が悲願の初受賞となりました。失策は多かったですが華麗な守備はチームを再三救ってきました。巨人は他にも投手で菅野投手、サードで村田選手が獲得しました。おめでとうございます!

 

内野手は広島の菊池選手が4年連続4度目の受賞を果たしました。ロッテから昨年ゴールデングラブ賞を受賞したクルーズが巨人に移籍してどれだけこの賞争いを脅かすのか注目していましたがケガもあって全く足もとにおよびませんでした。ヤクルトの2年連続トリプルスリーの山田哲人選手も守備がいいセカンドですが菊池選手からゴールデングラブ賞を奪えませんでした。記者が投票するので印象度が大きく左右する賞で菊池選手からセリーグの二塁手のゴールデングラブ賞を奪うことは至難の業だと思います。

 

日本のプロ野球選手の守備力は世界一だと思うので来年も華麗な守備を見せて欲しいと思います。