NHKが10日、来年度の『第84回(平成29年度)NHK全国学校音楽コンクール』(Nコン)の「中学校の部」の課題曲の制作者を発表し、作詞を秋元康氏、歌唱をAKB48が担当することが明らかになった。



 『Nコン』は、全国10万人の小中高校生が参加する日本最大規模の合唱コンクール。課題曲は毎年、著名な詩人や作曲家、シンガー・ソングライターが手がけており、今年度の「中学校の部」ではmiwaが新曲「結-ゆい-」を書き下ろした。

 NHKは秋元氏とAKBに課題曲を依頼した理由について「秋元康さんは日本を代表する作詞家であるとともに、2005年には国民的グループ『AKB48』を立ち上げ、数々のヒット曲を生み出してきました」と説明。昨年10月期のNHK連続テレビ小説『あさが来た』の主題歌「365日の紙飛行機」が大ヒットし、合唱曲としても歌われていることを理由にあげ、「新しい課題曲が中学生はもちろん、広く親しまれ、後世に歌い継がれていく作品にしたいと考えた」としている。

 来年度の課題曲のテーマは「夢」。「仲間と一緒に歌いながら自分だけの『夢』と出会ってほしい。合唱を通してそれぞれの『夢』をかなえる力を育んでいってほしい」という願いが込められている。

 新曲を書き下ろす秋元氏は「皆さんが一所懸命歌ってくださるような、皆さんの記憶に残るような、その1ページになるような歌を作りたいと思います。それぞれの色が混ざり合って、皆さんだけにしか出せないような、そんな色のある歌を作りたいと思っています。お楽しみに」とコメント。

 AKB48の横山由依は「本当にうれしいです!」と喜び、「私も中学生のときに合唱をやっていて、そのときに歌った曲は今でも同級生が集まったときに一緒に歌ったりするほど、すごく印象に残っています。来年度のテーマが『夢』、私たちAKB48グループのメンバーもいつも夢をもって毎日活動をしているので、私たちなりに気持ちを込めて、課題曲を歌いたいと思います」と意気込んでいる。

 課題曲は来年3月に発表。都府県地区コンクールは来年7月中旬から始まり、全国コンクールは10月7日~9日に開催される。なお、「小学生の部」の作詞は作家の宮下奈都氏、「高等学校の部」の作詞はリリー・フランキーが手がけることもあわせて発表となった。

 

(オリコンより)

 

やすす&AKBの組み合わせでNコンの中学生の部の課題曲を担当するのは嬉しいです。AKB48が2010年春に『桜の栞』というガチの合唱曲をリリースして以降Nコンで秋元康作詞でAKB48が歌唱する楽曲がNコンの中学生の部の課題曲になることを期待していましたがそれを忘れかけていたときにやすす&AKBの組み合わせでNコンの中学生の部の課題曲を担当することが発表されて大学で合唱をやっていたのですごく嬉しい発表になりました。

 

曲のテイストは合唱曲の可能性もありそうですが『365日の紙飛行機』とか「熱闘甲子園」のテーマソングとなった『光と影の日々』のようなスローテンポの楽曲になるかと思います。おそらく来年リリースの47thか48thのカップリングに収録されるのではと思います。

 

どのような曲となるのか今から楽しみです。