◆リオデジャネイロ五輪 バドミントン ▽女子ダブルス決勝 高橋礼華・松友美佐紀組2―1リターユヒル、ペデルセン組(18日・リオ中央体育館パビリオン4)

 世界ランキング1位の高橋礼華(26)、松友美佐紀(24)組=日本ユニシス=は決勝で同6位のカミラ・リターユヒル(32)、クリスティナ・ペデルセン(30)組=デンマーク=に、逆転勝ちし、日本勢初の金メダルを獲得した。

 第1ゲームは、17―18で松友がサービスミス。最後は18―21で落とした。

 第2ゲームはスタートから「タカマツ」ペアが主導権を握った。2―1から4連続ポイントを奪うなど終始優位に試合を進め、21―9で奪い返した。

 第3ゲームは11―10とリードし、エンドを替えた。16―16から3連続失点し、追いつめられるが、4連続ポイントで逆転し、マッチポイントを奪い一気に決めた。

 試合後、松友は「1ゲーム目は私が良くなくて…。ファイナルは自分たちがやってきたことをあきらめずに出そうと思ってプレーできた」と話した。高橋は「自分たちの方が強いとプレーが出来た」と胸を張った。




 ◆リオデジャネイロ五輪 レスリング▽女子53キロ級決勝 ○ヘレン・マルーリス(4-1)吉田沙保里●(18日・カリオカアリーナ2)

 4連覇を目指した吉田沙保里(33)=YSW=が決勝でヘレン・マルーリス(24)=米国=に敗れる波乱で、銀メダルとなり、泣き崩れた。

 女子の個人種目、レスリングの男女種目を通じて4連覇は、一緒に目指してきた58キロ級の伊調馨(32)=ALSOK=が前日(17日)に一足先に達成していたが、並ぶことはできなかった。

 決勝の第1ピリオドは、高速タックルで右足を取りに行くなど、積極的に攻め、相手の消極的注意から1ポイントを先取。第2ピリオドでは、右首投げからバックを取られる不覚で2ポイント与え1-2に。さらに場外へ押し込まれ2ポイント失う。残り20秒で右足を取ったがポイントにならず1-4で敗れた。

 吉田は、初戦の2回戦でナタリア・シニシン(31)=アゼルバイジャン=に4-0で勝利。準々決勝でイザベル・サンブ(35)=セネガル=に9-0で圧勝。準決勝でベツァベス・アルゲリョ(25)=ベネズエラ=に6-0で下し、無失点の完封で勝ち上がっていた。

 吉田沙保里「日本選手の主将として金メダルを取らないといけないところだったのに、ごめんなさい。取り返しのつかないことになってしまった」



(スポーツ報知より)



バドミントンのタカマツペアは第3ゲームで16-19と相手があと2点取れば負ける展開で5連続得点を重ねて見事に金メダルを獲得しました。世界ランキング1位で臨んだオリンピックでプレッシャーが大きくあったと思いますがそれをはねのけて最後に大逆転をした決勝戦は見事でした。


一方で金メダル確実と言われた吉田沙保里選手がまさかの敗退で残念でしたが金メダルと取った相手も強く吉田選手のタックルを研究されていたので相手の強さを褒めないといけないと思います。この階級で「吉田沙保里包囲網」がある中で銀メダルを取ったことは賞賛に値しますしこの敗戦で吉田選手の今までの功績が色あせることはないので日本選手団の主将として臨んだ今大会閉会式に出席するようならメダルセレモニーでまったく見られなかった笑顔で出席して胸を張って日本に帰ってきてほしいと思います。




あとはジャマイカのウサイン・ボルト選手が100mに続いて200mも3連覇しました。強かったです。ボルト選手はリオで最後のオリンピックと明言しておりますが次の東京にも出てほしいなと思いました。


リオオリンピックはで日本は現時点で金12・銀6・銅19と計37個獲得してあと1個で最多だった前回のロンドン大会の38個に並びます。残る競技では男子レスリングフリースタイル・シンクロ・男子400mリレーでメダルの期待がかかるので記録更新を期待します。