今秋の凱旋門賞・G1(10月2日、仏シャンティイ競馬場・芝2400メートル)のレース登録が11日に締め切られ、フランス競馬統括機関のフランスギャロが登録馬115頭を発表した。

 日本からは今年の皐月賞馬ディーマジェスティなど史上最多11頭が登録した。また、同2着のマカヒキ、皐月賞3着のサトノダイヤモンドも、帯同馬候補となる僚馬2頭(サトノノブレス、サトノラーゼン)とともに登録した。

 今年のドバイ・シーマクラシックで2着に敗れ、すでに登録済みだった昨年のクラシック2冠馬ドゥラメンテの僚馬で、スプリングSの勝ち馬マウントロブソンも登録。ドバイ・シーマクラシック5着だったワンアンドオンリー、栗東・橋口厩舎)は宝塚記念(6月26日、阪神)の結果次第で参戦する可能性が出てきた。

日本の登録馬は以下の通り(五十音順)

 ヴァンキッシュラン(牡3歳、栗東・角居厩舎)

 サトノダイヤモンド(牡3歳、栗東・池江厩舎)

 サトノノブレス(牡6歳、栗東・池江厩舎)

 サトノラーゼン(牡4歳、栗東・池江厩舎)

 タッチングスピーチ(牝4歳、栗東・石坂厩舎)

 ディーマジェスティ(牡3歳、美浦・二ノ宮厩舎)

 ドゥラメンテ(牡4歳、美浦・堀厩舎)

 トーセンビクトリー(牝4歳、栗東・角居厩舎)

 マウントロブソン(牡3歳、美浦・堀厩舎)

 マカヒキ(牡3歳、栗東・友道厩舎)

 ワンアンドオンリー(牡5歳、栗東・橋口厩舎)


(スポーツ報知より)



【主な未登録馬】


モーリス・キタサンブラック・ゴールドアクター・ショウナンパンドラ・ラブリーデイ・ミッキークイーン・リアルスティール・リオンディーズ・メジャーエンブレム




昨年の2冠馬ドゥラメンテに3歳馬は今年の皐月賞馬ディーマジェスティを含む5頭が登録を行いました。3歳馬は日本ダービーの結果によって凱旋門賞に参戦する馬が出てくると思われます。


ドゥラメンテは昨年日本ダービーを制覇してから骨折が判明して秋は休養していましたが今年の春に復帰してGⅡ中山記念に勝ってドバイシーマクラシックでは発走直前に落鉄というアクシデントがあって2着に敗れましたが昨年の皐月賞・日本ダービーで圧巻の走りを見せたのでそれをフランスで見せることができればチャンスがあると思います。

3歳馬は負担斤量が4歳以上の馬よりも軽いので有利になります。日本ダービー馬になった馬やダービー2着馬が参戦するのか注目です。


ディーマジェスティは前々走が東京コースの共同通信杯を制したので東京コースに変わるダービーは適したコースだと思います。ベテランの名手・蛯名正義騎手の悲願のダービー初制覇もかかります。仮にダービーを勝ったら3冠に王手がかかりますが菊花賞をパスして凱旋門賞に向かうのか気になります。蛯名騎手は凱旋門賞2着2回と実績があるので頼もしいコンビとなります。

あと主な未登録馬を上記にあげましたが海外GⅠ2勝のモーリスは距離適性がマイルなので凱旋門賞に登録することはないのは明らかでしたが昨年の菊花賞と天皇賞(春)を制したキタサンブラックが登録しなかったのは残念です。馬主が北島三郎で海外志向じゃないこともあるかと思いますが大舞台で見せてきた粘り強い先行力は外国でも通用すると思うし海外経験豊富な武豊騎手が騎乗してくれると思うので残念です。

ショウナンパンドラは5歳牝馬ですが昨年のジャパンカップでは男馬相手に勝って今週末のヴィクトリアマイルに次のレースでも好走すれば凱旋門賞でも好勝負ができると思うので父ディープインパクトや主戦騎手の池添謙一騎手がオルフェーヴルで2年連続凱旋門賞に参戦できなかった無念を一緒に晴らせる機会だと思うだけに未登録は少し残念です。



世界のトップホースが集まる世界最高峰のレースなので日本の馬が悲願の初制覇を達成してほしいと思います。こじはるもおそらく「うまズキッ!」でフランスに観戦しに行くのではと思うので歴史的快挙を目の当たりにしてほしいと思います。