お笑いコンビ、ピースの又吉直樹(35)が書いた小説「火花」と羽田圭介氏(29)の「スクラップ・アンド・ビルド」が16日、第153回芥川賞(日本文学振興会主催)を受賞した。都内で選考会が行われ、6候補の中から受賞を射止めた。これまで、芸能界からはミュージシャン、辻仁成が「海峡の光」(97年)、同じく町田康が「きれぎれ」(00年)で同賞を受賞しているが、お笑いタレントの受賞は初めて。



 又吉の「火花」は今年5月、同じく純文学作品を対象にした三島由紀夫賞の候補にもなり、決選投票に残って話題になったばかり。

 芥川賞ノミネートが決まった際には「うれしいけど不安もある」とコメントしていた。13日に京都市内で行ったイベントでは、発表直前の心境について「なんでも、取材の方がいらしてくれるようで、ほんとは1人でいたいんですが…。だって、落ちたときにアレやから、でも、明るすぎても、無理してる? みたいに言われる」と複雑な思いを語っていた。

 ◆芥川賞選考委員 小川洋子、奥泉光、川上弘美、島田雅彦、高樹のぶ子、堀江敏幸、宮本輝、村上龍、山田詠美

(日刊スポーツ)

ピース又吉はコンビでAKB48とは「なるほどハイスクール」でNMB48とは「なにわなでしこ」で共演経験があって最近は「AKBINGO!」の「美文食堂」という作文企画でゲスト出演したり「ミライ☆モンスター」で隔週でたかみなと共演していてAKB48グループとゆかりが深い芸人です。注目の芥川賞発表になりましたが受賞することが決まり嬉しく思います。おめでとうございます!