3月に発表された「春の人事異動」で交換留学が解除された乃木坂46の生駒里奈が14日、東京・秋葉原のAKB48劇場で行われたチームB『パジャマドライブ』公演「生駒里奈を送る会&生誕祭」に出演し、AKB48のメンバーとして最後の公演を行った。渡辺麻友、柏木由紀らに温かい言葉で送り出された生駒は大粒の涙をこぼし「本当に恵まれているなと思います。本当にありがとうございます」とメンバーとファンに感謝の気持ちを伝えた。



 昨年2月の『AKB48グループ大組閣祭り』でSKE48松井玲奈との交換留学が発表され、同4月12日に西武ドームで行われたAKB48の握手会イベントでチームBに加入してから1年1ヶ月。最後の劇場公演のステージに立った生駒は「もともとアイドルらしいかわいい仕草ができなかったのですが、チームBを兼任した途端にできるようになりました。これは数々のステージを作ってきたアイドルチームBの力が自然に入ってきたんだな、と思いました」とあいさつした。

 この日のMCは「生駒ちゃんを褒めて褒めて褒めまくろう!」がお題。7月22日発売の乃木坂46の12枚目のシングル(タイトル未定)で7作ぶりにセンターに復帰することが決まったことから、メンバーは口々に「おめでとう!」と祝福。AKB加入前から生駒が“推しメン”だった渡辺麻友は「生まれたてのひよこちゃんみたいで本当にかわいいと思って。なのに中身は肝が据わってる。こんな小さな体なのにすごいパワーを持ってる。(生駒の褒め言葉は)話し出したら止まらない」とベタ褒め。生駒は顔を赤らめ、しきりに恥ずかしがっていた。

 公演の本編終了後には、昨年12月29日に19回目の誕生日を迎えた生駒の生誕祭を5ヶ月越しに開催。この日休演だったキャプテン倉持明日香と伊豆田莉奈がケーキを運び入れ、まゆゆがしたためた手紙を本人が読み上げるサプライズも。兼任発表の日からの2人の数々の思い出が明かされ、「兼任前より見違えるほど成長したと思います。今の“いこたん”(生駒)に怖いものなんて何もありません。AKB48で学んだことを生かして、乃木坂46のセンターとしてグループを引っ張って行ってください。これからは違うフィールドでお互い頑張っていこうね。ずーっと大好き!」との言葉に、生駒は大粒の涙をこぼした。

 生駒は「最初の頃は乃木坂のメンバーにしか頼れなかったのに、麻友さんとかチームBのみんなが“大丈夫だよ”ってフォローしてくださって、支えてくれるメンバーがいるって思っただけで強くなれました。最初は、AKB48は芸能人だし、大先輩だったのに、こういうふうに仲間と思ってくれることがうれしいし安心しました。本当に恵まれているなと思います。本当にありがとうございます」と感謝した。

 ラストはチームBのメンバーで、乃木坂46の2ndシングル「おいでシャンプー」を披露。生駒はチームBで身につけたキラキラのアイドルスマイルをふりまいて留学期間を終え、AKB48を“卒業”した。

(オリコンより)


公演の出演回数は4回と少なかったですが昨年の選抜総選挙で14位にランクインしてAKB48シングルの選抜メンバーとして活動してじゃんけん大会ではこじはると対戦して「こじ坂46」の結成のきっかけを作るなど記憶に残る1年間になったと思います。

AKB48での活動の経験を乃木坂46の活動に活かしてほしいと思います。