東京箱根間往復大学駅伝競走(箱根駅伝=来年1月2、3日)の予選会が18日、東京都立川市で行われ、予選突破の10校が決まった。過去優勝14回を誇る名門・中大は7位で86回連続89回目の本大会出場権を獲得した。また、創価大が10位で初出場を決めた。名門の東農大は11位、法大は12位で出場権を逃した。

 過去最多となる48校が10枠をかけて争う激戦を勝ち抜いたのは、以下の通り。

 1位 神奈川大

 2位 国学院大

 3位 東海大

 4位 山梨学院大

 5位 中央学院大

 6位 上武大

 7位 中大

 8位 順天堂大

 9位 城西大

 10位 創価大

 20キロのコースを各大学上位10人の合計タイムで競われる予選会では、チーム全体で安定した成績を出す事が求められる。10位の創価大と11位の東農大の差はわずか49秒。1人あたり約5秒の差で東農大は涙をのんだ。

 個人では城西大の主将・村山紘太(4年)が予選会日本人最高の58分26秒で1位だった。山梨学院大のオムワンバ(ケニア=3年)は58分34秒で2位だった。

 村山はレース直後に、「自分の走りをしていけば、今回はトップ争いできるという気持ちあった。エノック選手(オムワンバ)がついてこなかったので、自分の走りをしていこうと思った。日本人最高タイムという話ですけど、自分個人としてはいいレースができました」と振り返った。

 なお、すでに出場権を獲得しているシード校は以下の通り。

 東洋大

 駒大

 日体大

 早大

 青学大

 明大

 日大

 帝京大

 拓大

 大東大



「箱根駅伝予選会」(18日・東京、立川市 陸上自衛隊立川駐屯地~国営昭和記念公園 20キロ)

 来年1月2、3日の箱根駅伝本戦出場の10枠を目指し、48校が参加した。本戦最多14度の優勝を誇る名門中大は、上位10人の合計タイム10時間11分37秒で7位に入り、86回連続の本戦出場を決めた。 昨年の予選会は12位で通過。90回の記念大会で枠が13だったことに救われた。今年も全日本大学駅伝の出場を逃すなど不振が続き、主力の故障もあり、今大会も予選落ちの危機がささやかれていたが、何とか伝統校の意地を見せた。チームトップの16位に入った新庄翔太(4年)は「前評判もあったし、伝統のプレッシャーもあったけど、僕が走ればチームが乗ってくると思って走った」と、喜びを噛みしめた。 本戦には今回故障で欠場した主力選手の復帰も見込まれる。浦田春生駅伝監督は「これからチーム内での勝負が始まる。自信を持って、本戦に臨みたい」と、復権の足がかりにする構えだ。


(ともにデイリースポーツより)

今日箱根駅伝予選会が行われて創価大が初出場を決めて中大が86回連続出場を決めました。

中大は昨年が記念大会の出場枠拡大の恩恵を受けて12位で予選通過し今年の全日本大学駅伝を逃して連続出場記録が途切れる危機に直面していましたがこの危機感を力に変えて連続出場を維持しました。選手が毎年変わり今年の創価大など新たな大学の台頭もあって箱根駅伝の予選会を突破するのは容易ではない大会になった中で連続出場を守り続けたのはすごいと思います。予選会を勝ち上がった大学にはいいレースをして箱根駅伝本番を盛り上げてほしいと思います。


あと、大学駅伝は今月13日に行われる予定だった出雲駅伝が台風の影響で史上初の中止になるという波乱から幕が上がっています。


その中で自分は直接縁はないですが駒大ファンなので駒大を応援します。駒大は毎年力のあるランナーがいて全日本大学駅伝は優勝しても箱根駅伝は優勝できないシーズンが何度も続いているので大八木監督は進退をかけて指導および選手の起用をしていって選手がその期待に応えてほしいと思います。全日本大学駅伝と箱根駅伝の総合優勝を期待します。