● DeNA 3 - 6 巨人 ○
<20回戦・横浜>

 例年以上に混戦となった2014年のセントラル・リーグ。最後は自力を見せつけた巨人が3年連続36度目(2リーグ制以降)のリーグ優勝を達成した。

 優勝へのマジックを2としていた巨人は、両チーム無得点で迎えた4回、6番・亀井、8番・片岡の適時打で幸先よく3点を先制する。さらに2点リードの6回には、5番アンダーソンの13号2ラン、7番村田の20号ソロで3点を追加し、優勝へ向けたリードを広げた。

 投げては今季DeNA戦の防御率0.35と相性の良い先発・内海が、8回途中3失点と先発の役割を果たすと、2番手で西村、9回から山口、マシソンの必勝リレー。最後はマシソンが桑原を三振で仕留め試合終了。マジック対象チームの広島が、甲子園での阪神戦で先に敗戦したため、DeNAに勝利した時点で巨人の優勝が決定。歓喜に沸く横浜スタジアムでは、原監督が8度宙を舞った。

 巨人は春先から主力の阿部、内海が不調も、野手では6年目の橋本やルーキーの小林、投手では菅野がリーグトップの防御率2.36、リーグ2位の12勝をマークするなど若手の活躍により主力の不調を補った。また、経験豊富な鈴木、高橋由、井端も存在感を見せつけ、追いすがる広島、阪神を最後は選手層の厚さで振り切る形となった。

(ベイスボールキングより)


今年の巨人は一昨年・昨年以上に厳しいペナントレースになりました。キャプテン阿部ら打撃陣が軒並み不振で昨年は抜群の安定感を誇ったマシソン・山口・西村という「スコット鉄太朗」が軒並み不振と何度も2位に0.5ゲーム差に迫まられました。しかしここぞの接戦をものにして9月に突き放しました。

打撃陣では橋本・大田といった若手の台頭に投手陣では2年目菅野のエース級の活躍に先発で小山の台頭と新しい力も出てきて中日から移籍してきた井端・高橋由伸といったベテランのここぞという活躍になんといっても足のスペシャリストの鈴木尚広の「神の手」ともいわれた好走塁も光りました。


原監督の采配も光ったと思います。ここぞという場面の代打・代走の選手交代にエンドラン・スクイズと思い切った采配でチームを勝利に導きました。

原監督は野球の師匠でもある父・貢氏を亡くして心労の多い一年だったと思いますがシーズンを通してケガ人もいて絶好調な選手がいなかった中でチームを3連覇に導いて見事だったと思います。


AKB48が東京ドームでコンサートをやってからの3年間は毎年セリーグ制覇を果たすことができました。AKB48と巨人との好相性はまだまだ続いてほしいと思います。


巨人は今後クライマックスシリーズを控えて勝ち抜けば日本シリーズが待っています。昨年あと一歩で逃した日本一の座を勝ち取ってほしいと思います。