◆第96回全国高校野球選手権大会第最終日 ▽決勝 大阪桐蔭4―3三重(25日・甲子園)


 決勝にふさわしい好ゲームを制し、大阪桐蔭が春夏連覇した12年以来、2年ぶり4度目の日本一に輝いた。2―3と負けていた7回に、中村の中前2点適時打で逆転。この試合初めてのリードを先発・福島が守りきった。

 2回に2点を先制される苦しい立ち上がり。しかしその裏、捕手のミスを機に、すかさず大阪桐蔭が1点を返した。3回には香月の犠飛で同点に追い付いた。

 5回には三重に再び勝ち越しを許すも、2―3で迎えた7回に、地力を見せた。この回先頭の青柳が四球を選び出塁すると、送りバント、死球、中前打などで1死満塁。福島は空振り三振に倒れるも、続く中村が2球目を中前にポトリと落とし、2者が一気に生還。この試合初めてリードを奪った。

 9回に三重が粘りを見せ1死一、二塁と同点のピンチ。しかし福島は、代打・鈴木を空振り三振。さらに宇都宮を遊ゴロに打ち取った。


(スポーツ報知より)


 優勝した大阪桐蔭に、芸能界で活躍する卒業生から歓喜の声があがった。

 アイドルグループ・乃木坂46の松村沙友理(21)は、2011年3月に同校を卒業。25日の決勝戦は仕事のためにテレビ観戦すらできなかったというが、スタッフから結果を伝え聞いて、「優勝おめでとうございます!大阪桐蔭のチームワークのすごさに圧倒されました。選手の皆さんの勇姿を見て、卒業生として本当に誇りに思いました!」と母校の偉業を祝福した。

 乃木坂は30日に神宮球場での野外ライブを控えており、「私たちも明治神宮球場でライブがあるので、大阪桐蔭の選手のように、皆さんにパワーを与えられるように頑張ります!」と後輩に負けじと、野球場に情熱を注ぐことを約束した。


(デイリースポーツより)


AKB48チーム8の三重県代表の山本亜依と元AKB48・元SKE48出口陽の母校の三重と乃木坂46松村沙友理の母校の大阪桐蔭との決勝戦は乃木坂46松村沙友理の母校の大阪桐蔭に軍配が上がりました。



大阪桐蔭は2年前の藤浪晋太郎投手(現阪神)と森友哉捕手(現西武)のバッテリーで春夏連覇を達成した頃と比べると“スター不在”のチームだったと思いますが甲子園を熟知している底力で4度目の全国制覇を果たしました。見事な優勝だと思います。



一方では決勝は敗れましたが三重も大会前の前評判は高くなかったと思いますが初戦の広島県代表の強豪の広陵を延長で下して勢いに乗ると決勝まで勝ち上がり決勝でも逆転されましたが最終回ではあと一歩で同点・逆転まで追い上げて大阪桐蔭を苦しめて見事な試合を行ったと思います。


好ゲームを行った両校を讃えたいと思います。


今大会は超スローボールを投げる南北海道代表の東海大四の西嶋亮太投手に足でかき回す「機動力破壊」で相手バッテリーをかく乱した群馬県代表の健大高崎といった個性的な選手・チームが印象に残りました。来年も個性的な選手・チームが甲子園を盛り上げてくれることを期待します。


一方では茨城県勢は代表の藤代が岐阜県代表の大垣日大相手に1回表で一挙8点を取って主導権を握ったにもかかわらず徐々に点を取られて終盤に逆転されて初戦敗退となってしまいました。


茨城県代表は常総学院以外ではなかなか初戦を突破する高校がない状況なので茨城県の野球強豪校は茨城県大会を勝ち上がる力だけでなく秋に控えるセンバツの切符がかかる関東大会に甲子園で勝てる力をつけていってほしいと思います。


関東大会に茨城県勢がベスト4に入れずにセンバツに茨城県勢が不在の大会も多くあるので来春のセンバツに茨城県勢が甲子園に行けることを期待します。