人気アイドルグループ・SKE48チームSとAKB48チームKを兼任する松井珠理奈が8日、17歳の誕生日を迎え、昼に名古屋・栄のSKE48劇場でチームS『RESET』公演、夜に東京・秋葉原のAKB48劇場でチームK『最終ベルが鳴る』公演を“はしご”し、「W生誕祭」が行われた。



 昨年はスケジュールの都合で、チームKの生誕祭が約3ヶ月遅れで行われたが、今年は兼任する両チームで同日生誕祭が実現。“ホーム”のチームS公演では「頭の4曲でテンションが上がった」というように、いつにも増して激しいダンスパフォーマンスでファンを魅了した。

 終盤に最新シングル「未来とは?」(19日発売)を披露し終えると、バースデーソングの大合唱とともに、青い薔薇の花束と特製ケーキのプレゼント。恒例の手紙は同じ1期生の大矢真那(23)がしたため「世界一輝く17歳の珠理奈でありますように。珠理奈が『まさな』と呼ぶ限り、私は『何?』と応えられる場所にいたいな。珠理奈に幸あれ!」と読み上げると、珠理奈は目をうるませながら「お母さんみたい(笑)」と言って、劇場は笑いに包まれた。

 「SKE48という場所があるから、私はどこに行っても自分らしく頑張っていける」と地元・名古屋のファンに感謝した珠理奈は「Kも頑張ってきます!」と元気よく宣言し、新幹線で東京へ。『RESET』公演の終演から4時間弱でチームK『最終ベルが鳴る』公演の幕が開き、一切疲れを見せずに力強いパフォーマンスを繰り広げた。

 AKB48劇場の生誕祭では、スクリーンに数時間前に行われたSKE48劇場での生誕祭や、名古屋から東京へ移動する新幹線内での様子、劇場入口で待っていたファンへのお礼のあいさつなど、珠理奈の誕生日に密着した映像が映しだされた。これには珠理奈も「こんな素敵な映像も用意してくれるなんて」と感激しきり。

 この日2通目の手紙は母親がしたためたもので、メンバーの藤田奈那(17)が代読。多忙な日々を心配するとともに、自分の娘として生まれてきたことへの感謝が綴られた手紙に、珠理奈は感極まって大粒の涙をこぼした。チームKキャプテンの大島優子(25)は、うつむいて肩を震わせる珠理奈に「頑張っているよね、珠理奈」と声をかけ、両チームのファンや仲間からも愛されている後輩を称えた。

 珠理奈は“W生誕祭”に「うれしいこと、あり得ないことだなと思います」と心の底から感謝。満面の笑顔で「今日は本当にありがとうございました!」と元気いっぱいにあいさつし、忙しくも幸せな1日を締めくくった。両公演とも終演後のお見送り時には、珠理奈お手製のミサンガがファンにプレゼントされた。

(オリコンより)


交通機関のトラブルや珠理奈の体調を心配していましたが交通機関のトラブルもなく無事栄と秋葉原の2チーム公演でのW生誕祭という規格外なことをやってのけました。手作りクッキーをメンバーやスタッフに配ったり公演のお客さんに手作りミサンガをプレゼントする心配りも。AKB48グループ新聞編集部のぐぐたすで森本記者が一言で書いておりましたが「すごい」と思います。


珠理奈にはSKE48だけでなく優子が卒業した後のAKB48をより大きく支えていく立場になっていきます。不安も多いですが期待も大きいだけに心身ともにいいコンディションをキープして48グループを引っ張っていってほしいと思います。