◆パ・クライマックスシリーズ最終S第4戦 楽天8─5ロッテ(21日・Kスタ宮城) 楽天が球団創設9年目で悲願の日本シリーズ進出を決めた! 両軍合わせ20安打3発、12人の投手をつぎ込む熱戦を、8回からの則本―田中の豪華リレーで締めくくった。

 楽天は初回、ロッテ先発・唐川から、ジョーンズの犠飛で1点先制。2回にも銀次の左前適時打などで2点を奪う。楽天先発・辛島は3回まで1安打3奪三振のピッチングを見せるも、4回に熱戦の幕開けを告げる、G・G・佐藤の逆転3ランを浴びた。楽天はその裏、2死一塁からジョーンズが逆転の2ラン。

 5回、6回は互いに決め手を欠くも、5―4と楽天の1点勝ち越しで迎えた7回に試合が動く。根元のしぶとい中前適時打で、ロッテが同点とする。

 しかし、またしてもその裏。楽天は2死無塁からマギーが、ロッテ4番手・ロサの初球を左越えに運び、再び勝ち越した。

 8回に楽天5番手・則本が、ロッテ打線を三者凡退に切って取るピッチングを見せると、打線が再び火を噴き、2死一塁から3連打で2点を奪う。

 9回は田中がマウンドへ。2死から2連打を浴びるも、最後の打者・井口を、三ゴロに切って取った。

 楽天vs巨人の日本シリーズは26日から楽天の本拠地・Kスタ宮城で開幕する。

 [楽天スタメン]
1(右)岡島、2(二)藤田、3(一)銀次、4(指)ジョーンズ、5(三)マギー、6(左)枡田、7(遊)松井、8(捕)嶋、9(中)聖沢

 [ロッテスタメン]
1(二)根元、2(中)清田、3(一)井口、4(三)今江、5(右)角中、6(左)サブロー、7(指)G・G・佐藤、8(遊)鈴木、9(捕)里崎


(スポーツ報知より)


パリーグを優勝した楽天がクライマックスシリーズを制して球団創設初の日本シリーズ進出を決めました。日本で一番最初にできたプロ野球球団で伝統ある巨人と歴史が浅い楽天という楽天が球団創設時に球団・選手・ファンの誰もが夢見たであろう対決が実現します。


巨人ファンですが楽天の球団創設初年度のダントツ最下位時の苦労などを見てきているので日本シリーズで「巨人vs楽天」というカードが実現するのはうれしいことです。

楽天は投手では絶対的エースで交流戦で巨人が2戦2敗とやられたマー君・新人王最有力候補則本の二枚看板にジョーンズ・マギー中心の強力打線の存在が脅威のチームですが巨人は先発投手は最低5回まで試合を作ってリードしたら澤村・マシソン・山口・西村といった強力リリーフ陣がいるのでその展開にもっていって4勝してほしいと思います。

巨人はマー君には早いうちに1・2点取ってリリーフで逃げ切りを図る戦法で勝って欲しいと思います。付け入るスキは十分あると思います。

Kスタ宮城で行われる今度の土日に台風の影響が出ることが懸念されますが両チームのファンならずとも歴史に残る日本シリーズになるのではと思っています。いい試合と期待したいと思います。