第95回全国高校野球選手権大会第8日は15日、甲子園球場で2回戦を行い、第3試合は常総学院(茨城)が4―1で仙台育英(宮城)を下し、優勝した2003年以来10年ぶりに3回戦に駒を進めた。

 常総学院はワンチャンスを生かして先制点を挙げた。5回までは1人の走者も出せなかったが、6回に7番・池沢がチーム初安打となる中前打を放つと、犠打と打撃妨害で1死一、二塁。1番・高島は仙台育英の2番手・馬場の2球目を捉え、右中間への2点三塁打で先制点をもたらした。1点差に迫られた直後の8回には吉成の適時打で2点を追加し、リードを広げた。

 先発の飯田は、初戦で11得点を挙げた仙台育英打線を8回のソロ本塁打による1点に抑えて、2試合連続で完投。

 仙台育英は先発の鈴木が5回まで無安打無四球の完全ペースも、6回に走者を残して降板し、2番手の馬場が適時打を許した。打線は菊名のソロ本塁打による1点に終わり、投手陣を援護できなかった。

(スポニチアネックスより)


投手戦でしたが仙台育英は何度もチャンスを作るも得点ならずで常総学院は5回まで完全に抑えられるという仙台育英ペースの常総学院にとっては苦しい流れの中で6回のワンチャンスをものにして一気に主導権を奪い勝利を収めました。


完全試合ペースでも何かのきっかけで崩れるというのはプロ野球でもあることなので野球のおもしろさを感じました。

常総学院のエース飯田投手は前回は無四球でしたが仙台育英戦では変化球を見極められ四球を何度も出す苦しいピッチングでしたが要所を締めて強力仙台育英打線をソロ本塁打の1点に抑えました。ライトでキャッチャーもこなす吉成選手のバックホームも見事でした。

常総学院の次の相手は福井商に決まりました。次の試合も勝ってベスト8入りしてほしいと思います。