第95回全国高校野球選手権大会第3日は10日、甲子園球場で1回戦が行われ、第4試合では2年連続24度目の仙台育英(宮城)が乱打戦の末、11―10で2年連続12度目の出場となる浦和学院(埼玉)を下した。浦和学院は史上8校目の春夏連覇ならず。

 仙台育英は先制され1点を追う初回、埼玉県大会で完全試合を達成した浦和学院の2年生エース小島から打者11人で6点を奪い一気に逆転した。3回には先発鈴木、2番手馬場が崩れて8点を奪われひっくり返された。

 6回、再び小島を攻めて4点を奪って10―10の同点とし試合を振り出しに戻した。

 9回2死一塁から1番熊谷の左越え二塁打でサヨナラ勝ちを収めた。

 浦和学院は一度は逆転したが、エース小島が踏ん張りきれず9回2死、182球で降板、熱投は実らなかった。

(スポニチアネックスより)


一回に浦和学院のエース小島投手の制球が定まらずまさかの6失点を取られ後に浦和学院が追いついたものの仙台育英に追いつかれ9回に小島投手が途中降板して後続が打たれて春夏連覇の夢が途絶えました。

大会屈指の好カードでありながらエラーやミスが多く大味な試合になりましたが小島投手の熱投もあって結果的にはいい試合になったと思います。

勝った仙台育英は次戦は常総学院となりますが甲子園で仙台育英vs常総学院というカードは2001年のセンバツの決勝のカードでそのときは常総学院が勝ち甲子園で初優勝を飾りました。2003年の夏の甲子園では決勝であのダルビッシュ有投手率いる東北高校に勝ち夏の大会初優勝を飾りました。宮城県にとっては常総学院は甲子園での優勝を2度阻んだ因縁の相手です。高校生の選手は10年前のことなのでそういうことは大して考えていないかと思いますが仙台育英の野球部の大人の関係者や卒業生や宮城県の高校野球ファンは常総学院に因縁を持っていそうで裏の圧力が脅威です(汗)


一方で常総学院は初戦はプロ注目の強打者内田選手の3ランホームランやエース飯田投手の完封といいゲームをしたので仙台育英戦も期待しています。

仙台育英は浦和学院戦ではエース鈴木投手と四番の強打者上林選手が不振だったので常総学院戦では巻き返してきそうで脅威です。

昨年の夏の大会は1回戦は突破したものの2回戦は当時2年生で今年の(AKB48グループのではなく本家の)ドラフト会議の最大の目玉の桐光学園の松井投手を攻略しきれずに敗れたのでわが母校常総学院には2回戦を突破して10年ぶりの優勝を目指して頑張って欲しいと思います。