(パ・リーグ、日本ハム4-2西武、最終戦、西武12勝10敗2分、29日、札幌ドーム)日本ハムが西武との天王山に2連勝。チームは5連勝(引き分け1を挟む)で優勝マジックを「2」とした。


 日本ハムは三回、二死二、三塁で糸井が、西武先発・岸のカーブを捉え中越え適時二塁打で2点を先制した。五回には無死一塁で陽の打球が岸の左足に当たり二塁打に。二、三塁とし、2番手の松永から杉谷が中犠飛を放ち、1点を追加した。

 六回には二死三塁から、代打の二岡が4番手の岡本篤から左翼線に適時打を放ちダメ押し。

 九回、武田久が中島の三塁適時内野安打で2点差に追い上げられ、二死一塁で中村を迎えたが空振り三振に仕留めた。

 30日に日本ハムがソフトバンク(ヤフードーム)に勝ち、西武がオリックス(西武ドーム)に敗れれば3年ぶりの優勝が決まる。

 先制打の糸井は「西武戦で打ちたいと思って打席に入りました。西武戦は凄く大事な試合だと思ったので。昨日の中田みたいに本塁打とはならなかったですけど、何とか打ちたいと打席に入りました。メッチャ興奮しました」と振り返った。

(サンスポより)


絶対的エースのダルビッシュ有がメジャー移籍で苦戦が予想される声もあった中、投手では吉川、打者では中田の大活躍により栗山新監督が就任1年目にも胴上げを果たしそうです。


一方、開幕投手だったにもかからわず不調が続いていたこの人は



日本ハムの斎藤佑樹投手(24)が29日、1軍に緊急昇格することが分かった。斎藤は不調のため7月31日に2軍降格。2軍戦計7試合に登板し、1勝5敗、防御率5・05だった。それでも25日のイースタン・リーグDeNA戦(鎌ケ谷)で7回4安打無失点と好投したこともあり、腰痛で出場選手登録を抹消されるダスティン・モルケン投手(28)に代わり昇格が決まった。

 2年目の今季は開幕投手を務め5月4日までに4勝を挙げたが、その後は17試合で5勝7敗、防御率3・66だった。優勝争いを展開中のチームは残り5試合の先発が決まっているため、プロでは初となる中継ぎ、ロング救援などでの待機が濃厚だ。

(スポニチアネックスより)

開幕戦で西武のエースの涌井に投げ勝って飛躍が期待されていたにもかかわらず不調が続いて2軍生活が続いていましたが25日のイースタン・リーグDeNA戦で好投したこともあって1軍昇格が決まりこのまま日本ハムVならプロ初のビールかけに参加することになりそうです。ある意味期待に応えある意味期待を裏切ったので先輩から手荒いビールかけがされることが予想されますがどういう表情でテレビのインタビューに答えるか注目したいと思います。