今AKB48ではあっちゃん卒業して選抜総選挙1位の優子に加えて総選挙2位のまゆゆ・SKE48のセンターで春からAKB48チームを兼任するじゅりな・チーム4のセンターであっちゃんに似た雰囲気があり「ぽんこつ」とも呼ばれる新鋭ぱるるでAKB48のセンター論争が行われておりますが本物の総選挙をやる政界でもセンター論争が行われております。



【与党・民主党代表選】

 野田佳彦首相(55)の民主党代表任期の満了に伴う党代表選は10日、告示され、立候補を届け出た首相と、赤松広隆元農相(64)、原口一博元総務相(53)、鹿野道彦前農相(70)の4人が同日午後、都内で共同記者会見を開いた。

 所信表明で野田首相は「社会保障・税一体改革という大きな山を乗り越える事が出来た。一方で、多くの離党者が出た。こうした厳しい現状を乗り越え、党の再生を図り、引き続き日本再生に向けて、しっかりと取り組みを強化するために、中途半端に政権を投げ出すわけにはいかない」と述べた。

 赤松元農相は「マニフェストの70%はやっているのに、なぜ支持率は低いのか。政権政党として話し合いが足りない。党内民主主義が確立されていない。政権交代に期待した人たちの熱い思いをもう一度思い直し、原点に立ち返るべきだ」と訴えた。

 原口元総務相は「解党的な出直し、党名も変えるような、そういう出直しをしなければいけない。民自公の3党合意は、野田首相への問責決議で、実質上は(消費)増税が残った。1回ここで立ち止まり、原点に立ち返るべきだ」と話した。

 鹿野前農相は「今こそ政権与党がひとつにまとまることが求められている。70人を超える離党者を出した。その責任を明らかにする。政党政治は情と夢だ。理屈、理で政権運営をしようとすれば、なかなか思うようにいかない。情、愛情を加味しなければならない。そういう政党をしっかりと作っていく」と語った。
(読売新聞より)


【野党・自民党総裁選】

 自民党総裁選(14日告示、26日投開票)で再選を目指していた谷垣禎一総裁(67)は10日午前、党本部で緊急の記者会見を開き、「執行部の中から2人出るのは良くない」として立候補の断念を表明した。谷垣氏は7、8両日、石原伸晃幹事長(55)との一本化へ向け協議したが決裂。執行部系候補の共倒れを懸念する大島理森副総裁がなお調整を続けていた。一方、石破茂前政調会長(55)は10日午前、衆院議員会館で記者会見を開き、立候補を表明した。



 谷垣氏は会見で、野田佳彦首相と合意した「近いうち」の衆院解散・総選挙について「我が党が政権を取り戻す選挙にしなければならない。それを自分自身の手でやりたいという思いも大変強く持っていた」と出馬断念の悔しさをにじませた。

 そのうえで「だれが総裁になっても政権を奪還し(税と社会保障の一体改革に関する民主、自民、公明の)3党合意を軌道に乗せる仕事をしてほしい」と強調。総裁選でだれを支持するかは明言を避け、「執行部の路線が明確にならなくなるのを心配している」と述べるにとどめた。

 谷垣氏は自民党が09年衆院選で大敗した後、「自分が捨て石になって党の再生を果たす」として野党・自民党の総裁に就任した。10年参院選で勝利して改選第1党となり、参院で野党が多数を占める「ねじれ国会」で攻勢をかけて民主党の鳩山由紀夫、菅直人の2代首相を退陣に追い込んだ。しかし、政党支持率は伸び悩み、中堅・若手議員や落選議員の間に「選挙の顔」として総裁交代を求める空気も広がっていた。

 現職総裁が総裁選出馬に意欲を示しながら断念するのは、1995年の河野洋平総裁(後に衆院議長)以来。河野氏の出身派閥は谷垣氏と同じ旧宮沢派系で、野党時代の総裁に就任し、首相になれないまま退任した。自民党総裁経験者で首相になれなかったのは河野、谷垣両氏だけだ。

 石破氏は出馬会見で「国家のあり方、外交・安全保障が問われているときに私が果たさなければならない役割は極めて重い」と決意を表明した。谷垣氏の出馬断念については「初めて聞いた」と驚き「自民党がここまでこられたのは総裁の私利私欲なく誠実な人柄のおかげだ」と3年間の実績を評価した。

 石破氏は「私は立て直す! 日本を、地域を、自民党を!」と題した公約を発表。国防軍の保持を明記し、緊急事態条項を創設する憲法改正を盛り込んだ。集団的自衛権の行使を可能にする「国家安全保障基本法」の制定などを主張。次期衆院選後は自民党を中核とする「理念に基づいた政界再編」を目指すほか、税と社会保障一体改革について「3党合意に基づき推進」することも強調している。

 石原氏は10日昼、東京都内で側近議員らと出馬表明へ向けた詰めの協議を行う。7日に出馬表明した町村派会長の町村信孝元官房長官(67)は10日午前、同党国会議員へのあいさつ回りを開始した。同派の安倍晋三元首相(57)も同日午後、陣営幹部らと出馬会見の日程などについて協議する。
(毎日新聞より)


民主党代表選は野田首相の再選が濃厚で自民党総裁選は谷垣総裁の出馬断念で安倍氏・石破氏・石原氏らの争いで混戦になっています。

どちらも党の顔である「センター」を決める選抜であり本物の総選挙の顔になります。特に自民党にとっては総裁に当選した人が総選挙で勝利すれば次の総理大臣になります。

両党のセンター論争に注目したいと思います。


なお、次の総選挙はAKB48がブレイクしてから初めての総選挙になります。AKB48ファンにとっては総選挙=シングルの選抜メンバーおよびセンターを決める人気投票ですが本来の総選挙の意味は「衆議院議員を決める選挙。一番衆議院議員として当選した政党からそのリーダーが衆議院の優越で首班指名選挙で総理大臣を選ぶことができる。」というものです。


おそらく「選挙をやっている」いう意味でAKB48の20歳以上のメンバーがイメージキャラクターとしてポスターやCMに登場する機会があると思いますし、若者代表として例えばオカロや現役早稲田大学政経学部生のなかまったーのような知的なメンバーが選挙特番に出演する可能性があると思います。「総選挙をやっている組織同士」のコラボにも注目です。


あと20歳以上の人は次の総選挙である衆議院議員選挙には必ず投票しましょう!AKB48の総選挙とは異なり1人1票しか投票できませんが一人の一票が大きな一票になっていきます。日本を変えるために投票に行きましょう!