日刊スポーツにて日本ダービーの予想をたかみなは昨年の2歳王者でNHKマイルカップ2着の武豊騎手騎乗のアルフレードをこじはるは蛯名正義騎手騎乗の青葉賞勝ち馬のフェノーメノを本命にしました。

武豊騎手と蛯名正義騎手について競馬予想でおなじみの井崎脩吾郎氏がサンデー毎日にてこのような文章を書いてます。(Yahoo!ニュースより)

 ◇10億円増す武豊がアルフレードに騎乗

 武豊騎手のダービー出場が決定した。今年はもしかしたら、ダービーで騎乗馬なしという事態になるのではないかと言われていたのだが、アルフレードとの初コンビが決定したのだ。

 アルフレードは、デビュー以来(1)(1)(1)(12)(2)着。朝日杯フューチュリティSを勝ったときも、前走NHKマイルCで2着したときも、鞍上はオーストラリアのクレイグ・ウィリアムズ騎手だった。ところがそのウィリアムズ騎手が、自身が乗って京都新聞杯をレコード勝ちしたトーセンホマレボシでダービー出場となったため、アルフレード陣営が武豊騎手に白羽の矢を立てたのだ。

 一説に、ダービーだけは馬券を買う、何を買うかというと馬はさっぱり分からないから武豊から買うという人が、およそ百万人はいるのではないかという。その百万人が、一人当たり平均千円買ったとすると、それだけでなんと10億円。競馬風俗研究家の立川末広はこの売り上げ増を、かねて「ダービーにおける武豊効果」と呼んでいるが、こんな金づるのような騎手のダービー出場が決まって、さぞかしJRAは喜んでいるに違いない。

 そういえば、欧米の一般的な競馬ファンが、日本の騎手で知っているのは、武豊と蛯名正義、この二人だけだという。武豊は、凱旋門賞で1番人気になったディープインパクトの騎手として、蛯名正義はエルコンドルパサーとナカヤマフェスタで二度も凱旋門賞で2着した騎手として、広く名が知られているのだ。

 じつは、ダービーの通算騎乗回数で、現役でベストテンに入っているのも、この両騎手のみ。武豊は、保田隆芳、増沢末夫、岡部幸雄(各26回)、野平祐二(25回)、郷原洋行(23回)に次ぐ第6位の22回。そして蛯名正義は8位タイの19回である。

 両騎手は、今年もまたダービーに出場する。武豊のアルフレードに対し、蛯名正義は、初めてコンビを組んだトライアルの青葉賞で2馬身半差の圧勝を演じたフェノーメノである。

 アルフレードもフェノーメノも、前走で急に着順がよくなったという共通項を持っており、アルフレードの前2走は「スプリングS12着→NHKマイルC2着」、フェノーメノの前2走は「弥生賞6着→青葉賞1着」である。

 こんなふうに、「前々走6着以下→前走1、2着」という馬は、前走で上昇力のあらかたを使ってしまったということなのか、ダービーにおける成績が悪く、昭和50(1975)年以降[03279]と勝ったことが一度もない。2着もたった3頭だけ。リンドプルバン(前2走7着→1着)、ハーツクライ(同14着→1着)、ウインバリアシオン(同7着→1着)である。

 この前例をうち破って、アルフレードやフェノーメノがダービーを勝ってみせるか--。

 両騎手の経験と手腕に賭けてみたいところだ。




武豊騎手が日本ダービーを勝てばディープインパクト以来のクラシック制覇になります。しかし、騎乗馬が複数参戦予定のディープインパクト産駒でないのが残念です。ディープインパクトの主戦であったにもかかわらずなぜかディープインパクトの子には乗る機会がかなり少ないので関係者(特に社○!)はファンの夢のためディープインパクトの子に武豊騎手を乗せてほしいと思います。

あと、騎乗するアルフレードは1600mのマイルしか実績がなく2400mの距離適性に不安があります。しかし、掲示板を外した中山競馬場で行われた弥生賞は馬場が悪かったので雨で馬場が悪くなければ十分好走する可能性があります。枠と最終コーナーまでの位置取りがポイントになるかと思います。

蛯名騎手は凱旋門賞2着が2回ある日本を代表する騎手ですが日本ダービーを勝ったことがありません。最近の2回のGIでは蛯名騎手の騎乗馬が1番人気になったにもかかわらず勝てませんでしたが蛯名騎手よりもヴィクトリアマイルのアパパネは馬体重が絞れなかった・オークスのミッドサマーフェアは調教のオーバーワークという調教師側に原因があったのではと思います。フェノーメノは東京コースで負けたことがありません。仮に東京競馬場で行われた皐月賞馬となったゴールドシップが勝った共同通信杯二出走していればいい勝負ができたと思いますので枠に恵まれていい状態で出走できれば青葉賞勝ち馬は勝てないとジンクスは払しょくできる力はあると思います。そして、蛯名騎手のダービー制覇の可能性があると思います。

ゴールドシップvsワールドエースの2強対決の様相もあるかと思いますが他のディープインパクト産駒や他の父の有力馬も勝つ力があると思いますのでどの馬が勝ってもおかしくないです。

枠番が決まったら改めて日本ダービーの展望を書こうと思います。