プロ野球日本ハムの斎藤佑樹投手(23)が、30日の今季開幕戦(西武戦、札幌ドーム)で先発することが決まった。19日、栗山監督が東京都内で明言した。2年目の斎藤は初の開幕投手となる。
 斎藤は新人の昨季、19試合に登板して6勝6敗。オープン戦はここまで2試合に登板し、11回を投げて6失点、防御率4.09の成績。日本ハムの開幕投手候補は昨季11勝の武田勝、同14勝のケッペルを加え、3人に絞り込まれていた。
 日本ハムの開幕投手は昨季まで、米大リーグのレンジャーズに今季移籍したダルビッシュが5年連続で務めていた。斎藤は今季、先発投手陣の柱として期待されている。
 斎藤は球団を通じ「開幕を任せてもらえるという話を頂き、経験したことがないほど身の引き締まる思いがした」とのコメントを発表した。 

(時事通信より)



昨年鳴り物入りで入団も故障もあり思うような結果を残せず今季のオープン戦でも思うような結果を残せていない佑ちゃんこと斎藤佑樹投手が日本ハムの開幕投手になった背景には次の点があるかと思います。

・日本ハムにはダルビッシュ有投手のメジャー移籍で絶対的エースがいなくなった。

・開幕戦はどうしてもエース対決になり投手戦を覚悟しなければならずエースで落とすと2戦目以降が不安な戦いが強いられる。ここであえてエースとの投げ合いを避けて2戦目以降に武田勝やケッぺルなどのエース級を持っていってここを取りに行く。


・佑ちゃんは高校時代の夏の決勝を再試合でマー君こと現楽天のエース田中将大投手に投げ勝った・大学時代は先輩投手を押しのけ1年生の春の六大学野球に開幕投手を務めて好投する等大舞台には強い実績がある。その強さにかけてさらに開幕投手という大舞台を経験させることで佑ちゃんのエースとして自覚を植え付け覚醒させる。


佑ちゃんは今季のオープン戦では十分な結果を残しておりませんが巨人では内海が上原の代役として開幕投手を経験して勝ってからエースへの階段を登って行ったように佑ちゃんも開幕戦の投球次第ではエースへの階段を上っていく可能性もあります。

おかわり君・中島ら強力な西武打線を抑えて西武のエース・涌井に投げ勝って栗山監督の監督初白星をプレゼントできるか注目したいと思います。