日本陸上競技連盟は12日、ロンドン五輪マラソン代表を選考する理事会、評議員会を開き、男女代表6人を発表した。


 男子は東京マラソンで日本人選手として5年ぶりの2時間7分台をマークした藤原新(30=東京陸連)、びわ湖毎日の日本人トップ4位に入った山本亮(27=佐川急便)、同じくびわ湖毎日を2時間8分53秒でまとめた中本健太郎(29=安川電機)がいずれも初代表に選ばれた。注目の“公務員ランナー”川内優輝(25=埼玉県庁)は落選した。

 女子は1月の大阪国際を2時間23分23秒で圧勝した重友梨佐(24=天満屋)、昨年11月の横浜国際を制した木崎良子(26=ダイハツ)、選考会3度目と挑戦となった前日のナゴヤウィメンズで日本人トップの2位に入った尾崎好美(30=第一生命)の顔ぶれで、いずれもうれしい初代表となった。

 補欠の男子は堀端宏行(25=旭化成)、女子は赤羽有紀子(32=ホクレン)が選ばれた。

 ロンドン五輪のマラソンは女子が8月5日、男子は大会最終日の12日に行われる。

(スポニチより)



一番残念なのは川内選手が代表どころか補欠にも選ばれなかったことです。川内選手は粘って粘ってゴールしたら医務室に運ばれるほど全力を出し切るレースが魅力的です。川内選手がきっかけでマラソンに興味を持った人がたくさんいるかと思うので日本陸連の決断は少し残念です。実質代わりに選ばれた形となった中本選手には川内支持層を納得させるような本番での好走を期待したいと思います。


五輪マラソン代表の選考は毎回もめるので選考レースを世界陸上のメダルは大きな実績なので選ばれて当然として日本の選考レースを1個か2個にするなど(個人的には男子はびわ湖・女子は横浜国際が不要)しぼって一発勝負性を高めて選考してもらいたいと思います。