アイドル集団、NMB48が16日、AKB48の24枚目シングル(12月発売予定)を歌う選抜メンバーを決める「24thシングル選抜 じゃんけん大会」の予備選を大阪市内で開催した。総勢47人の中から“センターへの切符”を手にしたのは與儀ケイラ(11)、山口夕輝(17)、島田玲奈(17)、肥川彩愛(16)、藤田留奈(13)の5人。じゃんけんを勝ち抜いた強運を携え、9月20日に東京・日本武道館で行われる本大会に挑む。


 これぞ下克上!! じゃんけんに先輩も後輩もない-。会場となったZepp大阪に響き渡る「じゃんけん、ぽん」の掛け声。一発入魂の勝負に誰もが一喜一憂する中、夢の“AKBセンター”につながる切符を手にした5人のうち3人は、ステージデビューを飾ったばかりの2期生だった。


 13日にNMB48劇場で抽選会が行われ、5ブロックのトーナメント組み合わせが決定。そしてこの日、司会にお笑いタレント、たむらけんじ(38)、レフェリーにはプロレスラーの蝶野正洋(47)を迎えて、熱戦の火蓋は切られた。


 幕開けはNMBの主力であるチームNの渡辺美優紀(17)と2期生の佐藤天彩(12)の対戦。一瞬の静寂を渡辺のチョキが切り裂き、恍惚の表情を見せたが、神様は甘くない。渡辺は2戦目で敗退した。


 チームNキャプテンの山本彩(17)は初戦、同じくチームNの篠原栞那(13)と対戦。「この2人がNで一番弱い」という“最弱対決”には勝ったが、2戦目で負けを喫した。


 チームNを次々に打ちのめす2期生たち。Aブロック決勝を制したのもNMB最年少の11歳、現役小学生の與儀だった。

 「信じられないくらいうれしくて、ここからが勝負なんでがんばります」と気合十分。本大会では「前から目標にしていたAKB48の大島優子さんと対戦したい」と目を輝かせた。

 Bブロック覇者は7月10日に研究生からチームNに昇格したばかりの山口。以前じゃんけんで温泉旅行をゲットしたことがあるという強運の持ち主で、「運と人当たりだけで生きてきた。NMBに入ったのも運。勝因も運」と胸を張った。

 Cブロックの島田も2期生、Dブロックの肥川は1期研究生、Eブロックの藤田は2期生だ。全試合、グーで勝負を決めた藤田は「ママが買ってきたクッキーがグーの形だったから。武道館でもママにお菓子を買ってきてもらって決めま~す」と無邪気にほほえんだ。

(サンケイスポーツ)




マスコミに大きく取り上げたのはAブロック覇者で11歳の與儀ケイラちゃんです。選抜入りならシングルではおそらく3番目(最年少はSKE48チームS松井珠理奈で2番目が今年AKB48を卒業した選抜入り当時チームKの奥真奈美)に年少になるものと思われます。


Bブロック覇者・山口夕輝ちゃんは“以前じゃんけんで温泉旅行をゲットしたことがあるという強運の持ち主”ということで名前も「ゆうき」とオールスターの「最後の一人」のファン投票にて初出場を決めた“持ってる”日本ハム・斎藤佑樹投手と同名ということでかなりあなどれない存在です。


あと、Eブロック・覇者藤田留奈ちゃんは全試合グーで勝ちあがってきたというのは昨年オールグーで選抜入りを果たしあっちゃんとの“まえだまえだ対決”もグーで勝ったチームAのあーみんをほうふつとさせる戦いぶりです。


しかし、この戦いぶりは敏感な本選出場メンバーなら事前に伝わると思うので本戦では戦い方を変えてくるか注目です。